Baselog -生活と家計の改善のログ-

週休5日を夢見る派遣社員。

【ミニマムライフコスト】月10万円の収入があれば暮らせる

 

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生活をダウンシフトして、必要最低限の生活費で暮らす挑戦中です。 

 

目標としている生活費の金額は、

  • 家賃…15,000円
  • 光熱水・通信費…5,000円
  • 食費(自炊費&外食費)…15,000円
  • 被服・レジャー・趣味費などの娯楽費…10,000円
  • 日用品・通勤・税金・医療費などの必要経費…15,000円

……という配分で、ざっくりトータルで6万円です。

 

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ちなみに、もう少し詳しい内訳を書くと、

  • 家賃・光熱費・食費などは同居人と完全折半
  • 現在住宅ローンなどの借金なし
  • 民間保険会社の生命保険などには未加入
  • 車あり、駐車場代は家賃に込み、ガソリン代はレジャー費に、保険料などは経費に計上

というかんじです。

 

ここに年金料や健康保険料などを(すっっっごくザックリと)プラスすると、約30,000円。

生活するだけなら、9~10万円もあれば十分生きて暮らせていけるわけで、これが私にとってのミニマムライフコストと言えます。

ミニマムライフコストとは、自分の生活に必要な、最低限のコストのことです。

 

 

「月10万円あれば生活できる」を知っていれば、なんとかなる

 

実際には少しは貯金していたいし、たまに大きな買い物をしたくなることもあるだろうし、月10万円の収入では心もとなく感じられます。

でも、この"月10万のボーダーライン"を把握しているとしていないでは、大きな違いがあります。

「毎月10万円だけ稼げば生活できる」ということは、言い換えれば月10万円の収入が稼げれば、それ以上は無理して働かなくてもいいということでもあります。

月10万円+αくらいだったら(いくら最低賃金全国ワースト1爆走中の高知県であっても)バイトや派遣でも稼げるわけで、それがわかっていれば、正規雇用以外のゆるい働き方も選べるようになります。

 

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大人になって社会に出て働きはじめると、ちょっと疲れてきたなと思っても休めなかったり、忙しさに振り回されて人間性を見失いそうになったり、余裕がなくなったり、楽しいことを楽しめなくなったり、つらいことが山盛りです。

でも、それを「そういうものだから我慢するしかない」と思うか、「そうじゃなくても、今の働き方にこだわらなくても、生きていける」と思うかには、大きな差があります。

 

 

「世の中そういうものだから」が、知らず知らずのうちに自分の首を絞めている(かもしれない)

 

「そういうものだから仕方ない」という思考から抜け出せないでいると、実は状況はどんどん悪くなっているのにそこから動くことができず、最悪身体や精神を壊してしまうということも、まったくありえないことではありません。

そうでなくても、たとえば周囲から、

  • 「世の中そういうもの、どこも似たようなもの」
  • 「イヤなことでも我慢するのが、一人前の大人」

……というようなことを言われると、ああそうなのかもなぁとぼんやり諦めムードに入ってしまい、不満を抱えつつ現状維持をしてしまう、ということもあると思います。

 

でも、私は、「そうじゃなくても生きていける」という気持ちの切り替えひとつで、ある程度のことは前向きにがんばれるようになれました。

ある程度がんばって、それでも嫌だな、納得できないなと思うことや場所からはすぐ逃げて、なるだけあとくされなく次の場所に移動するように心がけています。

もし自分のやりたい仕事が、いわゆる低賃金労働だったり収入が安定していない職種だったとしても、それを理由にやりたいことを諦めるということをしなくてもよいので、少しでも「やってみたい」「挑戦してみたい」と思うことは手当たり次第やってみようと思っています。

 

 

バイトでも生きていけます

 

「バイトでも生きていける」と、実際に口に出すと顰蹙を買う世の中ですのであんまり言わないことにしていますが、私は「バイトでも生きていける」と思っています。

上記のように、せいぜい月10万円も稼げば(田舎なら)充分暮らしていけます。

 

また、たとえば、

  • もっと家賃の安い土地に引っ越す
  • 家や車などを家族や友人とシェアする
  • 外注しているもの(外食など)を減らして、自分の力でなんとかする

……などの工夫ひとつ・考え方ひとつで、月々の生活費はいくらでもコントロールすることもがきます。

 

欲を言うなら、生活費はバイトや派遣で稼いで、それ以外の+αの部分は副業(複業)や、趣味の分野で稼ぐなんてことができれば最高です。

 

 

楽しく生きるためには、「低コストで楽しめる趣味」さえあればいい

 

最低限生きるだけなんてつまらない、生活の楽しみが欲しいと思うのであれば、「お金をかけなくても楽しくなれること」に熱中するのがおすすめです。

 

  • 高いお金を払って外食しなくても、自宅でコストをかけずにおいしいものを作って食べることはできる
  • ブログなどの文章を書く、または絵を描くことなども、かなり低コストで長時間楽しめる
  • 健康や体力に自信がない人なら、近所を散歩するだけでも体力づくり&気分転換できる
  • ネットにさえつながっていれば、ウェブ上には無料~低コストで楽しめるサービスが山のようにある

 

贅沢して、大金をかけて旅行して、交際費にもお金を使いまくって、車と家をローンで買うことを否定するわけではありませんが、それが万人に共通する至高の娯楽であるとは限りません。 

私自身は、生活の充実度のようなものは、どんな働き方をしているかよりも夢中になれることがどれだけあるかにかかっているような気がしています。

仕事が楽しくなくても趣味の時間が最高に楽しいのであれば、仕事にかける時間を減らして趣味の時間を増やすことで、生活の楽しさ自体は増えていくという考えです。

 

 

「どのように暮らすか」を自分で考え、決められるということは、とても楽しいこと

 

「必要最低限の生活費で暮らしてみよう!」という挑戦をはじめてから、

  • どうすれば生活の満足度を落とさずに、コストを減らすことができるか?
  • 今までに無駄遣いしてきてしまっていたものはなにか?
  • 自分にとって本当に大切なものはなにか?

……というようなことを、すごくじっくりと考えるようになったような気がします。

 

生活を豊かにするためになにを買うのか、どうやって働くのか、どうやって余暇を過ごすか……などのすべてを自分で決め、トライアル&エラーを繰り返す、というのが、生活の本質なのだと思うのです。

そしてそれは、大変なことではあるけど、それ以上にとても楽しいことのはずです。

私の結論としてはぜったいに無理して働きたくないというところに落ち着いたので一周してもとに戻った感はありますが笑、やっぱりもっと趣味の時間や好きな人と過ごす時間を大事にする、ということを一番に考えたいな、と思っています。