100円ショップは消耗品を買い足したり、”あまりコストはかけられないけど、どうしても必要なもの”を調達するには、とても便利なところです。
しっかり気を張っていないと必要以上のものを買い込んでしまうため、節約術的にはそもそも立ち入らないのが正解なのだとは思います。
ですが、100円ショップで買った方がコスパがいいものやかゆいところに手が届くようなアイテムもあるので、適切な距離感で利用させてもらうのが一番です。
最近買ったもののなかで、「これはよかった!」というものをいくつか列挙したいと思います。
- DAISO 滑り止めつきハンガー
- DAISO 折りたたみコンテナ
- DAISO U R GRAM 3WAYアイブロウペンシル
- Seria 6リングバインダー&リフィル
- Seria ワイヤーラック
- コロコロテープの替え
- 大根スライサー
- スマホの液晶保護ガラス
- まとめ
DAISO 滑り止めつきハンガー
手持ちの洋服はすべてハンガーにかけ、押し入れのバーに吊るして、畳まない収納にしています。
1年ほど前に意を決して、噂の「mawaハンガー」を10本購入し、手持ちの服(トップス)はこのmawaハンガーにかかりきるだけ持つ、という運用をしていました。
mawaハンガーは全体に滑り止めがついていたり、肩口の部分が服にクセがつかないよう湾曲しているなど、服をキレイにかけられるようになっています。
ところが!このハンガーの類似商品らしきものを、ダイソーで発見してしまいました……。
mawaハンガーは10本2,000円以上だったものが、ダイソーではまさかの4本で100円!!
性能はというと、ダイソーのほうは若干肩口が尖っているものの、滑り止めの質感はほぼ変わらないように見受けられます。カラーバリエーションも豊富でした。
同居人の服はすべて100円ショップで買ったプラスチックハンガーにかけていたのですが、これをすべてこのダイソーの滑り止め付きハンガーに統一してみたところ、クローゼットの中がスッキリ整っていいかんじです!
DAISO 折りたたみコンテナ
ダイソーの折りたためるコンテナが優秀で、2個購入しました。
いちばん大きいサイズのもので、ひとつあたり500円(+税)です。
ふだんはメルカリで売却待ちの在庫入れにしていますが、在庫が少ないときは折りたたんで保管したり、アウトドアや車中泊の荷物入れとして使っています。
車中泊グッズを入れてそのまま車に積んでしまえば、アイテムがバラけるのを防いでくれるし持ち運びも簡単です。
もちろんスタッキングもできるし、天板を乗せれば簡易テーブルにもなるし、収納力も申し分なく、これが1個500円はお値段以上!!
と、言いたいところなのですが、固定部の嚙み合わせ?がいまひとつで、2個購入したうちの2個とも、ちょっと外側を押すと側面が内側に入ってしまうのが難点です。
側面のフックが弱いみたいで、ふんわり開いてしまう仕様です。
それで今のところものすごく困っている……というわけではありませんが、箱の側面がカチッとハマらないのは、用途によってはストレスに感じられるかもしれません。
DAISO U R GRAM 3WAYアイブロウペンシル
100円コスメが優秀すぎて、もはや私には1,000円~レベルのプチプラコスメとは見分けがつきません……。
中でもこのアイブロウは、1本でペンシル・パウダー・ブラシがついていてお値段200円(+税)です。
カラーもブラックからライトブラウンまで、8色ほど展開されているようです。私はダークブラウンがすごく好みの色味で描きやすくて気に入っています。
発色もいいし、夕方になったら眉毛が消えてなくなっている……というようなこともないので、充分すぎるクオリティだと思います。
このダイソーのシリーズは、アイシャドウなどもかなりバリエーション豊かなので、いろいろなアイテムを試してみたいけど、コスメにあまりお金をかけたくない……という人におすすめです。
ペンシルタイプアイシャドウなども使いやすそう。
Seria 6リングバインダー&リフィル
家計管理に使える便利アイテムとしてYouTubeで紹介されていたのをたまたま見て、ちょうど手持ちの現金の管理方法に悩んでいたところだったので、お試し的に買ってみました。
このバインダーは専用リフィルのバリエーションの豊富さが特徴で、現金やカード、通帳、文房具などを一冊にまとめて保管できます。
私は月末にお給料の振込用銀行口座から現金をすべて下ろして、貯金専用口座や同居人との共同口座にお金を振り分けるための、一時保管場所として使っています。
他にも、ひと月あたりの予算ごとの金額を入れて財布がわりにすれば手軽に予算管理ができたり、お金以外の細々としたアイテムの収納として使っている人もいるようです。
Seria ワイヤーラック
「100均では表に出すもの、インテリアとして悪目立ちするものは買わない!」というのがポリシーだったはずなのですが、このアイアンのワイヤーラックはかなり重宝しています。
棚の下などに設置して、サランラップやアルミホイルなどを収納することができるラックです。
seriaで購入することができ、他にもティッシュボックスを棚板の裏に設置できるようなものや、お鍋のふたを収納できるものなど、シリーズでいろいろな形態のものが展開されています。
このラックを食器棚の下に2つ並べて設置して、サランラップやアルミホイルの他に、地区指定のゴミ袋(燃えるゴミ用とプラスチック用の2種類)を収納しています。
レンジやゴミ箱などのすぐそばに設置し、そのものを使いたいタイミングでササッと取り出せるようにしたことで、家事動線の短縮ができました。
コロコロテープの替え
結局のところいちばん手っ取り早く・安く入手できる、ということで、コロコロテープの替えは100円ショップで買っています。
ディスカウントショップやAmazonなどを利用すればもっと安いものはあるとは思うのですが、「なくなりそうなときに、近所ですぐに調達できる」というのは、ネット通販などにはない利点です。
うちは毎日に近い頻度で床にコロコロをかけるので、何個かまとめ買いしてストックしてしまっています。
大根スライサー
大根をスライスして簡単にお刺身のツマが作れる!という商品。これは同居人が買いました。
うちはよく夜8時頃にスーパーに行って、半額になったお刺身を買うのですが、サクで買うとツマがついていないことが多いです。
同居人も私もお刺身のツマが大好きなので、このスライサーは簡単に(しかも大量に)ツマを作れるという点で、かなりのお気に入りです。
自分で大根から削ったほうが、スーパーのお刺身パックについているものよりもはるかにみずみずしく美味しいのも利点のひとつ。
実はこういう「キッチン便利グッズ」みたいなものって、「便利そう!」という一時の興奮だけで買ってしまって後悔することが多く、正直なところ毛嫌いしていると言っていいほどでした。笑
しかも100円だと、安いからって手軽に、衝動的に買ってしまいがちなんですよね~……。
そしてうまく扱いきれなくて使用頻度は限りなくゼロに近くなり、キッチンの棚の奥のほうで眠るだけの存在になるという……。
しかし、やはりこういうものも「自分の好みや生活スタイルに応じて、賢く使う」ということが大事だなと思います。
上記のスライサーは、お刺身をよく食べるご家庭だったら一家に一台あってもいいような気がします!
スマホの液晶保護ガラス
iPhone11の画面保護用ガラスフィルムを、ダイソーで調達しました。
私はこのスマホの画面保護フィルムを貼り付ける作業が大の苦手で、もし失敗してしまったとしてもダメージが少ないように……と、100円ショップで買いました。
するとこの100円の保護フィルムが、とても貼りやすくてびっくり!!
画面の位置をあわせてフワッと置いただけで、気泡が入ることなくピタッとくっついてくれ、簡単に貼り付けることができました。
昔はスマホの保護フィルムってもっとペラペラで、 一度埃や気泡が入ると貼り直しが大変で……というイメージだったのですが、進化しているんですね~~。
ガラス製なので画面をしっかり守ってくれている安心感もあり、100円なのにこのクオリティはすごい!!!と感動してしまいました。ダイソーすごい!!
専門店で購入すると数百円から千円程度はかかるものが100円で買え、貼り付けも簡単、性能も申し分なし……となると、保護フィルムに関してはもう、100円ショップで充分だな……などと思ってしまいました。
まとめ
100円ショップの利点として「気軽に買えて、気軽に捨ててしまえる」ということがあると思うのですが、この利点は同時に難点でもあって、必要のないもの・無駄なものを買って、ゴミを増やしてしまうということにもなりかねません。
消耗品などは別にしても、最終的に捨ててしまうものに(少額とはいえ)お金をかけるのは、経済的にも環境的にもよろしいことではありません。
食品などの消えものや、コロコロテープのような最初から捨てることが決まっているものは、100円ショップで調達してもいいと思います。
しかし、インテリアや食器などの部屋の中に置くもの・日常生活で使うものは、できるだけデザインや使い心地にこだわりたいのが正直なところです。
とはいえ、ダイソーの滑り止めつきハンガーのように、高価なものと比較してもそれほど性能の劣らないハイクオリティなものも売られていたりして、なかなか侮れません。
100円のものでもコスパの良いものや使い勝手のよいものは取り入れつつ、便利に活用させてもらえるところはさせてもらうというのが、100円ショップとの適切な距離感なのではないかと思っています。