「必要最低限の生活費で、最大限の生活満足度を実現する」ということをテーマに日々生活しています。
生活満足度はクオリティオブライフ(QOL)とも言い換えることができますが、お金をかければかけるだけQOLの高い生活を送れるかというとそういうわけではなく、比例関係にないと考えています。
そもそも”満足度の高い生活”とはどういうものか
私はよく”満足度の高い生活”とか”QOL”というようなワードを出しますが、最近は「むしろ満足度の低い生活ってなんだ???」ということが気になっています。
— 亜子@Baselog (@baselog_030) November 21, 2020
仮に衣食住ぜんぶ必要最低限で満足となるともう仕事してなくてネットが使えればそれでオールOK!!!ということに
”満足度の高い生活/低い生活”がなにを意味するかは、もちろん個人差はあるとは思います。
私にとっての”満足度が高い生活”とは、
- 寝たいだけ寝られて、
- 夜更かししたいだけして、
- 読みたい本を読んで、
- やりたいゲームを徹夜でやって、
- インターネットがつながっていて、
- たまに貧乏旅行ができて、
- 毎日、小一時間程度の散歩ができる体力的・時間的な余裕がある生活
……であり、裏を返せば、これらのことができない状態を”生活満足度が低い”と表現できると思っています。
最低限の衣・食・住があればいい
ふと気づいたのは、これらの”自分の生活満足度に関わる要素”に、”衣・食・住の充実”という観点が一切反映されていないこと。
毎日違う服を着たいとか、食べるものにこだわりたいとか、広くてきれいな家に住みたいという欲求は、皆無ではないものの優先順位としてはかなり低めです。
衣・食・住にかけるコストを最小限にできれば、衣・食・住のためにあくせく働く必要がなくなり、
- 寝たい時に寝て、起きたい時に起きて、
- 時間を気にせずに本を読んでゲームをして、
- 気が向いたらふらふらと旅に出られて、
- 好きなだけ散歩ができる
……という、超理想的な、天国のような生活を実現できるということに思い至りました。
基本的には、働くのは”死にたくないから”です
そもそも、人が働いているのは、
- 食べるため
- 家賃を滞納して部屋を追い出されないため
- 家のローンを払うため
- 寒さなどの外的環境から身を守るため
- 身なりを清潔に整え、周囲の信用を損なわない(仕事を失わない)ため
……といった理由が根幹にあります。
もちろん本を買うのにも旅行をするのにもお金は必要ですが、それ以上に、
「飢え死にしたくない」
「毎月の家賃やローンを支払わなければいけない」
「みっともない格好をして、周囲に失望されたくない」
というプレッシャーが、我々を”お金稼ぎ”に従事させているのではないでしょうか。
衣・食・住にかかるコストを最小化する方法
人が働く理由の大部分を衣・食・住が占めているということは、それらにかかるコストを縮小すればするだけ、”労働に割く時間”も縮小できるはずです。
その方法として、できることは色々とあります。
- 1日1食生活を実践して食事の回数を減らす
- 粗食生活を実践して食費を減らす
- 自給自足に挑戦する
- 地方のボロアパートに住んで家賃を最小化する
- 古い空き家を安く買い取り、セルフリノベーションしながら暮らす
- 自家用車を手放して原付バイクや自転車にダウンサイジングする
- 逆に家を手放して車中泊生活(バンライフ)をする
- 着るものや身につけるものにこだわりすぎない
挙げていけばキリがないほどで、私個人としても、これから挑戦していきたいことはたくさんあります。
最小限働けば、満足度の高い生活が約束されている?
私は現在派遣事務として働いていて、2021年3月末で3年の契約期間が終了します。
契約終了直後は、旅行をしたり失業保険をもらいながら職業訓練に通ったりといったことを予定していますが(詳細はこちらに)、そういったことをすべてやりきった後は、労働を最小限に抑えつつ暮らすということをしたいと思っています。
具体的には、日雇いアルバイトや1ヶ月単位の短期派遣で月5~6万円程度の生活費を稼ぎ、それ以外の時間はひたすら遊んで暮らす予定です。
必要以上に働かないので今以上に貯金を増やすということはできなくなりますが、ある程度まとまったお金があるのでそれは”もしもの時のため”に保持しつつ、毎月の収支を限りなくゼロに近づけていく生活をしたいと思っています。
(この”純資産推移表”が、ず~っと横ばいになって維持されていくイメージです)
必要最低限だけ働く生活が、どれだけ楽しいのか確認する
20代後半頃からトータルすれば5年ほどフルタイム労働を経験して、もちろん節約をしたり貯金を増やしたりといったことはとても楽しいことではあったのですが、生活の満足度という点ではやや不安が残る毎日でした。
なにせ可処分時間が少なく、主に、自分にとってなによりも大事にしたい”睡眠”を犠牲にしてきた感がある毎日です(とは言いつつ毎日7時間程度は確保していますが。笑)
普通の人にとっては9時-17時の労働は難なくこなせる程度のものなのかもしれませんが、私にとっては徒労感も多かった5年間でした。
必要最小限だけ働き、飢え死にしたり住んでいるアパートを追い出される心配がないだけ稼ぎ、それ以外は好き放題しながら暮らす毎日を経験してみたい。
それはどれだけ楽しいことなのか、あるいは、貯金を増やしながらフルタイムで暮らす生活よりもはるかに不安が大きく、そこまでQOLは向上しないのか。
そういったこと諸々を、実際に自分の生活で体験してみて判断し、フルタイム労働に戻りたくなったらそうすればいい、と思っています。
……というわけで、来年3月までなどと悠長なことを言わず、もう今すぐにでも仕事を辞めたいと思う毎日です。笑