Baselog -生活と家計の改善のログ-

週休5日を夢見る派遣社員。

生活をダウンシフトすることは「将来の自分への投資」になる

 

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なんだか最近、ダブルワークでもして収入を増やせばこんなにいろいろ我慢したりちまちま出費削らなくてもいいのでは……とふと我に返ることがあります。

でも、働きたくないんだよな~~~!!!と、瞬時に考えを改めます。

今以上に働くぐらいなら、やっぱり節約します。

低所得者の強がりに聞こえるかもしれませんが、なんだかんだで結局、収入を増やすよりも毎日の出費を削った方が手っ取り早いのです。

 

 

私が生活をダウンシフトする理由

 

  • お金がたくさんあるとたくさん食べてしまう⇒太る!
  • お金がたくさんあるとたくさん買ってしまう⇒ものが増える!
  • ものが増えたので広い家に住んでしまう⇒更にものが増える&家賃が増える!

ほんの少し手を伸ばせば欲しいものがいつでもなんでも手に入るこの時代に、お金がたくさんあることで出てくる弊害もあります。

そもそもお金をたくさん得るためにはそれだけ働かなければならず、大抵の場合は自分の自由に使える時間が減り、ストレスは増えます。

仕事が趣味、できれば毎日仕事だけして生きていきたい、という仕事大好きの人にとってはそれもいいのかもしれませんが、私を含め、そうでない人のほうが大多数なのではないでしょうか。

 

もちろん、将来のための蓄えや家族が健康に暮らすための資金など、「必要最低限のお金」は必要です。

でも、必要以上のものを食べるためのお金やどうしても必要でないものを買うためのお金を余分に稼ぐくらいだったら、それらのものを削減して仕事の時間も減らしていくというのも、快適に暮らすためのひとつの方法なのではないかと思うのです。

私がダウンシフトを目指しているのは、収入が減っても満足な生活が送れるように、その「必要最低限のお金」すら可能な限りコンパクトにしていくためです。

 

 

「必要充分な生活ができる」というスキル

 

一度上げた生活レベルを下げることは簡単ではありませんが、逆も同じで、一度(意図して)下げた生活レベルは、そう簡単には上がりません。

先立つものがなく上げたくても上げられないということもあるかもしれませんが、それ以上に、今の生活に満足できていれば、あえて今以上に生活レベルを上げる必要性を感じなくなるのです。

つまり、どこかのタイミングで一度「必要最低限の生活はどのようなものか、どれぐらいのコストがかかるのか」を知って、体験することで、その経験は一生使えるスキルになります。

無意識の浪費癖や贅沢癖を洗い出してなくしていくことで、この先どんな状況にあってもずっと役に立つ「無駄遣いをしない体質」に変わることができるのだと思っています。

 

 

「生活するには稼がなければいけない」は本当、だけど、働き方は自分で決められる

 

生活費のために稼がなければいけない、仕事をしなければいけないというのは仕方のないことですが、その生活費を必要最低限に抑えることで「生活費のための仕事」も最小限に抑えることができます。

そうすれば、もしかしたらアーリーリタイアやセミリタイアをして「やりたくない仕事」からは早々に下りるということもできるかもしれません。

あるいは、「夢だったけど、それだけではとても食べていけそうもないから、諦めていた仕事」に挑戦できるかもしれません。

 

贅沢や無駄遣いをなくすのも、細々とした節約をすることも、長い目で見れば自分が本当にやりたいことに対する投資になります。

もし今は特にやりたいことがないのなら、とりあえずせっせと働いておいて、やりたいことができたときのための備えをしておくというのもいいと思います。

やりたいことがあってもやれない理由としていちばん大きいのが、「それをやれるだけの元手がないこと」「それをやっている間の生活費を工面できないこと」、つまりお金がないことだと思うので……。

 

 

生活レベルを下げるために必要なこと

 

生活レベルを下げてコストを最小限にし、そしてその状態はできるだけ長く継続できるような無理のないものにして、当面は「生活のための仕事」と「やりたいこと」を両立する。

将来的には「やりたいこと」だけやって生きられるぐらいの元手を蓄えつつ、並行して「生活コストは低いけど幸せ度の高い生活」を模索していく。

……というのが、今の私の理想の生活です。

 

そのためには、

  • なによりも健康でいること
  • 「自分は今の生活で十分足りている」と自覚すること
  • 幸福のハードルを下げること
  • 「ものを買う」「お金を使う」以外の趣味や幸せを見つけること

が、大事なのではないかな~と思います。