Baselog -生活と家計の改善のログ-

週休5日を夢見る派遣社員。

家計簿は【絶対】つける派です。

 

f:id:gorogorogorogoro:20191019140923j:plain

 

節約や貯金のために家計簿を「つけた方がいい」か「つけなくてもいい」かは、意見が分かれるところかもしれませんが、私は圧倒的に「つけた方がいい」派です。

更には「手書きじゃなくていいし、家計簿アプリじゃなくてエクセル家計簿がおすすめ」派です。

なぜなら、エクセル家計簿を使えば1円もお金をかけることなく、確実に生活費を削減することができるからです。

 

 

出費の記録がなければ、無駄遣いの把握ができない

 

家計簿なんてつけなくてもお金は貯まる……というのは、よほど物欲がなく無駄な出費を最小限にできる人か、そうでなければ「ざっくらばらんな管理でも充分お金が貯まっちゃうくらい、収入が多い人」に限られます。

自分は無駄遣いなんてしていない、必要最低限の出費しかしていない!と思っていても、実際は無意識のうちに、かならずしも必要とは言えないものにお金を払っていた、ということは充分あり得ます。

そのような無意識の無駄遣いに気付く方法は、家計簿をつけること以外にはありません。

 

 

エクセル家計簿をおススメする理由

 

自宅にパソコンがあり、家計簿をエクセルでつけることができれば、ノートを買うためにお金を払うことなく0円で家計管理ができます。

ちなみに家計簿アプリよりエクセル家計簿のほうがおすすめな理由は、エクセルのほうがよりカスタマイズ性に優れており、自分専用の家計簿を育てていくことができるためです。

私も過去には手書きの家計簿も何度か挑戦したことがあったのですが、どれも3ヶ月も続いたためしがありませんでした。 

紙の家計簿だと、電卓をたたいて手計算で集計するのがめんどうだったことと、そもそも「家計簿を開く」というアクションが習慣として定着しなかったこともあり、あっという間に飽きてしまっていたのだと思います。

 

その点エクセル家計簿は、

  • ファイルを常時開きっぱなしの状態にしているので、PC作業をしていて思い立ったときにすぐに着手できること
  • 集計や分析が簡単なこと
  • わざわざ紙の家計簿を購入しなくてもタダで作成できること
  • デザインや仕様を自分の好きなようにできること
  • グラフ化して貯金額の推移などを見える化することで、やる気につながること
  • 家計簿づくりで培ったエクセルスキルが、本業(派遣事務)の仕事に活かせること

……などが、自分の性にあっていたようです。

もう3年以上、継続して書くことに成功しています。

 

 

オリジナルのエクセル家計簿なら、自分に最適化された家計管理の実験ができる

 

具体的にどのように家計簿をつけているのかは、別記事↓で紹介しています。  

 

www.raccasa.com

  

私の自作家計簿のスタイルは、どちらかというと万人向けしない、特殊な部類だと思われます。

その要因としては、同居人と生活費を完全折半し共同財布で運用をしていることがいちばん大きく、既製の家計簿や無料配布されているテンプレートにそのような項目が用意されているものは見たことがありません。

だったら家計簿をイチから自分で組み立てて、自分の使いやすいようにカスタマイズして、オリジナル家計簿を少しずつ育てていくのも楽しいのではないかと思い、かれこれ数年単位で試行錯誤を繰り返しています。

最近では支出の管理だけでなく「費目ごとの予算の管理」もできるように改良するなど、家計簿をカスタマイズしていくごとに、家計管理のスキルや節約意識も向上しつつある気がしています。

 

 

「お金を使わない日」を増やしたおかげで、家計簿をつける作業が楽になった

 

家計簿に日々記録したり、カスタマイズしたり、ぼんやり眺めたりして節約意識を高め、「平日にできるだけ買い物をしない」という習慣をつけて以降、家計簿をつけるのが本当に楽になりました。

なにせお金を使っていないので、家計簿に書かなればいけないことがありません。

財布の中のレシートの管理をしたり、レシートをもらい損ねた出費を記憶したり記録したり、という手間もなくなりました。

 

エクセル家計簿のおかげで、

 自分にとって一番使いやすい家計簿を、自分で考えながら作っていく

   ↓

 家計簿に記録したり、家計簿自体を少しずつ改良することで、節約意識が高まる

   ↓

 節約することで家計簿をつける作業が楽になり、管理もしやすくなる

   ↓

 貯金が増えていく!!

……という、好循環を生み出すことができたのではないかと思います!

 

 

「家計簿」というより、「おこづかい帳」の延長のような感覚

 

結婚をしてはいますが完全に別財布・食費や家賃などは完全折半で、単純に自分ひとり分の出費の管理をすればいいだけなので、家計簿もあまり気負わず、気楽に書いています。

 

www.raccasa.com

 

どちらかというと「家計簿」というより、「おこづかい帳」をつけている感覚に近いです。

家計の収支をつけているというより、ほしいものを買うため、行きたいところに行くための計画をたて、作戦を練っているようなイメージです。

「家計を支えるために……!」「節約のために……!」という信念があるわけではなく、「少ないおこづかいをいかにして有効に使って遊ぶか」という低い意識で運用しており、収支の記録をつけることもほぼその“遊び”の一環になっています。

ベタですが、貯金の額が少しずつ増えていくのを見るのもニヤニヤします。笑

 

 

自分なりの「節約スキル」を身に付ける

 

家計簿をつけることを習慣化することができれば、絶対に生活費を下げることができます。

もちろん、「ただつけるだけ」では意味がありません。

記録した家計の内容を分析して効率的に出費を下げられるところを把握し、例えば予算を設定するなどして、お金の使いみちを考え、実生活で試す必要があります。

そのようにして家計簿上の数字をもとに試行錯誤し、自分にピッタリの節約システムを発見できれば、それは家計簿の数字に必ず反映されます。

生活費が下がっていくのが数字で確認できれば、それがモチベーションとなり無駄遣いが減り、必要最低限の出費でまかなう“クセ”のようなものが身に付きます。

 

 

まとめ

 

家計簿をつけるなどして獲得した節約スキルは、一度身に付いたら一生使えるし、絶対に役に立つ技術です。

もし今後収入が増えればそれだけ貯金も増えていき、人生の節目にある大きな出費などにも難なく対応することができます。

仮に収入が減ったとしても「生活費を効率的に下げるための基礎知識」がわかっていれば、それを応用することで生活の満足度を落とすことなく、余分な出費だけを削るということができるのです。

経済的に不安定でいつ不況に陥るかわからない世の中において、これほどどんな状況でも絶対役に立つと言えるスキルは、他にないと思います。

 

投資を勉強したり仕事のスキルアップをするのももちろん大事ですが、もっとてっとり早く確実に、しかもほぼ独力で「自分の手元に残るお金」を増やすことができるのが、節約なのだと思います。