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週休5日を夢見る派遣社員。

"貯金専用口座"は持たない。銀行口座を楽天銀行に一本化しました

 

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以前は複数の銀行口座を用途別に使い分けをしていました。

持っていたのは、

  • ゆうちょ銀行口座…本業(派遣事務)収入の給与振込用
  • メガバンクの銀行口座…副業収入の入金用
  • 地方銀行口座…貯金用

以上の3つです。

生活支出用の口座と、貯金用口座は別にした方がお金を貯めやすい……と聞いたことがあったので、ATMが少なくてお金の引き出しがしにくい地方銀行口座を貯金専用にしていました。

ですが、最近になってネットバンク(楽天銀行)の口座開設をし、あまりの使い勝手の良さに銀行口座をほぼ一本化してしまいました。

 

 

 

 

銀行口座の使い分け方法

 

現在稼働している銀行口座は、楽天銀行とゆうちょ銀行のふたつです。

楽天銀行には、以下の役割をもたせています。

  1. 本業(派遣事務)の給与の入金
  2. 副業収入の入金
  3. 貯金
  4. 定期預金
  5. クレジットカード(楽天カード)の引き落とし
  6. 現金の入出金
  7. 同居人との共同口座などへの振込
  8. 余剰金を楽天証券へ資金移動

見ての通り、貯金や振込、現金の引き出しなどほとんど全ての機能を楽天銀行に一本化してしまっています。

 

ちなみに、ゆうちょ銀行口座には、毎月一定額を”特別支出積立金”として入金しています。

年に一度の住民税の支払いなど大きなお金が必要になった場合は、楽天銀行の残高を減らさずに、ゆうちょ銀行から支払うようにしています。

余談ですが私は最近、このゆうちょ銀行口座のことを”へそくり口座”と呼び始めました。笑

 

 

銀行口座を楽天銀行に一本化したメリット

 

振込手数料が最大3回/月、ATM利用手数料が最大7回/月 無料

 

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(画像は公式サイトから)

 

楽天銀行は預金額などによりランクづけがされ、ランクアップすれば他行振込手数料やATM利用手数料が月〇回まで無料になるなどの特典があります。 

 

www.rakuten-bank.co.jp

(サービス名がちょっとアレですが……)

 

現在、私は上からふたつめの「VIP」ランクに位置しているので、ATM利用手数料は月5回まで、他行振込は月3回まで無料です。

他行振込は1ヶ月に1~2回ほどは使うので、手数料無料はものすごくありがたいです。お金を振り込むだけで何百円も取られるの、ほんと意味がわからないので……。

ATMは滅多に利用しませんが、いざという時に現金がコンビニなどで引き出せるという安心感がうれしい。

 

 

アプリで残高確認・入出金確認・定期預金への預け入れや振込ができる

 

個人的にはこれが一番のメリットです。専用アプリで銀行の残高確認などができるため、資産残高がどのくらいあるのかがひと目で確認できます。

複数の銀行口座に資金を分散しているときは、各口座の資産残高を確認するためにわざわざ家計簿を開いたり、あるいは家計簿アプリなどで口座管理をする必要がありました。

楽天銀行なら、資金移動の記録を家計簿に記帳したり専用の家計簿アプリを使わなくても、アプリを開けばワンタップで残高確認ができます。

これが思った以上に便利!……というか、毎日銀行残高を確認してニヤニヤするのが趣味の私にとっては、ちょっとしたご褒美みたいなものです。笑

楽天銀行アプリは普通預金・定期預金残高から楽天証券の資金残高まで、リアルタイムで確認できます。

また、他行への振り込みもアプリ上で完結するので、わざわざATMに出向く必要もありません。

 

 

銀行口座間の資金移動の必要がなくなった

 

楽天銀行に一本化したことで、当然のことながら、手持ちの銀行から銀行への資金移動の必要がなくなりました。

毎月末に貯金専用口座に貯金を移すためにATMに出向くといったことが一切不要になり、「夕方18時までに銀行にいかないとATM手数料がとられる……!!」などという無駄すぎる焦りを覚える必要もなくなりました。笑

現在は銀行にはほとんど足を運ばなくなり、上記の”特別支出積立金”を引き出したいタイミングでゆうちょ銀行に行き、現金の出金をする程度になりました。

頻度としては数ヶ月~半年に1回くらいです。

毎月の積み立てのお金は、アプリ上で楽天銀行から自分のゆうちょ銀行への自動振り込み設定をしているので、ATMに行く手間もありません。便利すぎか……???

 


楽天証券での信用投資がスムーズに

 

楽天銀行と楽天証券を連携すればスマホ上で簡単にスポット投資や積立投資の設定ができ、資金移動がスムーズです。

積立NISAの設定はしていますが、最近は余ったお金は貯金するより投資に回すようにしていて、スポットで購入することも多いです。

楽天証券との”マネーブリッジ”の設定をすれば、楽天銀行の普通預金金利が0.1%になってお得なうえ、下図のような”スイープ機能”という入出金方法が使えて資金移動がラクです。

 

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(画像は公式サイトから)

 

www.rakuten-sec.co.jp

 

 

貯金専用口座が不要になった理由

 

貯金専用口座として使っていた地方銀行口座は、解約まではしていませんが預金をすべて楽天銀行へ移しました。

やはり、貯金専用口座としてある程度残しておいたほうがお金が貯めやすいのでは……という気持ちはありましたが、楽天銀行の金利の良さを知るや否や、手持ちの資金全額を速攻で突っ込みました。笑

楽天銀行の金利は、定期預金で0.11%、普通預金でも0.1%です(※楽天証券へのマネーブリッジ設定をしているため)

地方銀行の金利は確認もしていませんがおそらく0.001%程度でしょう。

(とはいえこの0.11%、0.1%という金利も、預けている金額が少なければ微々たるもので、将来の備えとしてアテにできるような金額にはなりません。ちょっとしたオマケみたいなものですね)

 

私は、楽天銀行の定期預金に”生活防衛資金”として一定額を確保し、普通預金分は生活費や副業の経費にあてたり、楽天証券口座へ資金移動して信用投資をしています。

生活防衛資金の確保にあえて定期預金を使っているのは、金利の良さに惹かれてというよりは、「このお金はそう簡単に手をつけないぞ!」という、自分への意思表示のためだったりします。

 

 

楽天銀行もゆうちょ銀行も、どちらも”貯金専用口座”という扱いにはしていませんし、信用投資は貯金にはあたりません。

それでも、手持ちの資産は毎月、着々と増やすことができています。

 

 

まとめ

 

複数の銀行口座の役割をひとつのネットバンク口座に集約するのは、はじめは少し抵抗がありましたが、実際にやってみると”手持ちの資産がどのくらいあるのかがわかりやすい”などメリットも多くありました。

ネットバンクはセキュリティで若干の不安がありましたが、今のところ特に犯罪に巻き込まれている様子はないようです。

もちろん将来的になんらかのトラブルに遭う可能性はありますが、それは普通の銀行でも同じことかなぁと思っています。

万が一銀行が破綻したとしても、一般の銀行と同じように1,000万円までは保護されます。

 

とはいえ、もしも楽天がある日突然倒産したら、財産がなくなることこそないものの、経済圏にどっぷり漬かって恩恵を受けまくってしまっている私などはかなり路頭に迷う気がします……。

メルカリと楽天は、私にとって2大「潰れたらいっしょに自分の生活も破綻する企業」であると言えます。笑