2019年にエポスカードから楽天カードに乗り換え、あれよあれよという間に楽天経済圏に取り込まれています。
楽天経済圏とは、楽天系サービスを利用することで貯まるポイントを別の楽天系サービスで利用することで、生活に必要な出費を賄ってしまえるシステムのことです。
楽天が提供しているサービスは、楽天市場以外にも、楽天でんき、楽天モバイル、ふるさと納税、飛行機やホテルの予約、美容室予約、電子書籍、証券口座、銀行口座……などなどあまりに多岐にわたります。
そのため、もはや楽天系サービスだけで生活が成り立ってしまうことから「楽天経済圏」と呼ばれています。
現在、私が毎日のように使っている楽天系サービスは、
- 楽天市場
- 楽天モバイル
- 楽天銀行
- 楽天証券
の4つです。
楽天モバイルがめちゃめちゃ快適です
iPhone11購入をきっかけに、楽天モバイルの格安SIMを契約しました。
1年間、約1,000円ほどの通信料でネットを使いまくった後、2020年12月に「Rakuten UN-LIMIT」に移行。
無料キャンペーンの恩恵にあずかり更に1年間、通信料ゼロ円でネットし放題という、お得すぎてわけのわからない状態になっています。
楽天モバイルのいちばんのメリットは、ギガを使い切ったあとの低速モードでも、そこそこ高速のネット通信ができるということ。
時間帯にもよりますが、webサイトをブラウジングしたりYouTubeを見たりといったことであれば、低速モードでもまったく問題ありません。
(画像は楽天モバイル公式サイトより)
この低速モードのおかげで、とても微妙な使い心地だったモバイルWi-Fiを解約することもできました。
iPhoneのテザリング機能のおかげでパソコンもネットにつなぐことができるし、繰り返すようですが通信速度に関してもほとんどストレスがありません。
楽天ポイント運用⇒楽天ポイント投資をはじめました
楽天カードに切り替えてすぐの頃から、貯まった楽天ポイントはほぼすべて「楽天ポイント運用」に突っ込んでいました。
楽天ポイント運用についてざっくりと説明すると、楽天ポイントを使って超簡単な信用投資ができる機能のことです。
ふたつのコースが選択でき、それぞれ値動きによってポイントが増えたり減ったりするので、実際に投資をしているような気分になれます。
……が、ポイント運用でどれだけポイントを増やせたとしても、増えたポイントを現金として引き出せるようになるわけではありません。
楽天が提供しているサービスでのポイント値引きなどに使うことはできますが、逆を言えば、あたりまえのことですがポイントが使えないシーンでは使えないのです。
つまりポイント運用でポイントを増やしまくって、仮に10万ポイントが貯まったとしても、楽天市場などで10万円分の買い物ができるだけなので、使い勝手の部分が個人的にはどうしてもネックでした。
楽天証券で楽天ポイントを現金化する
非常にまぎらわしいですが、楽天ポイントで投資ができるサービスは、楽天ポイント運用以外にも”楽天証券でのポイント投資”があります。
楽天ポイント運用と同じように100ポイントから信用投資ができるのですが、この楽天証券を介することで現金での出金ができるようになり、楽天ポイントを(ほぼ)そのまま現金化することができます。
(※実際は必要に応じて手数料や税金がかかるので、投資したポイントを100%現金化できるわけではありません)
私はこの楽天証券に口座を作ったことで、ポイントを貯めるモチベーションが爆上がりしました。笑
楽天証券に口座開設をして以降は、通常ポイントはポイント投資に、期間限定ポイントは楽天モバイルの支払いにあてる……という使い方をしていて、ポイントを無駄に使ったり、失効させるということがなくなりました。
余っているポイントを投資するだけなら、たとえ評価額が0円になったところで懐は痛みません。
そして、ポイント投資をきっかけにつみたてNISAやETFへの投資などにも興味がでてきて、最近では銀行口座預金(貯金)を少しずつ証券口座に移動していっています。
楽天銀行口座も作りました
楽天証券口座開設のついでに、人生初のネット銀行口座も開設してみました。
ネット銀行はセキュリティに不安があるという話も聞いてはいたのですが、ATM手数料などの各種手数料が無料になることや、金利の高さの魅力に抗えず笑、昨年までに貯めた100万円ほどの貯金をすべて定期預金に入れてみました。
1年定期にしたのでむこう1年間は手が付けられない……ということで、無駄遣い防止&新たな気持ちで再度貯金に励むことができています。
今まで定期預金といえば、
- 平日の昼間に銀行の窓口に行って、
- 現金を用意して、
- 謎の用紙に必要事項を記入して、
- 窓口の人にお金を渡して、
- 通帳を発行してもらう
……というイメージだったのですが、楽天銀行ではスマホアプリ上で簡単に通常口座からの移し替えができ、ネット銀行の便利さに驚きました。
楽天市場でのお買い物がお得になりました
このように楽天モバイルを契約したり、証券口座を開設したことによってSPUが上がり、更にポイントが貯まりやすくなりました。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)とはなにかというと、これもざっくり説明すると、楽天系サービスを使えば使うほど、楽天市場でのポイントが貯まりやすくなるシステムのことです。
楽天カード・楽天モバイル・楽天証券・楽天銀行など主要サービスに加入していれば、楽天市場での買い物はポイントが常時+10倍ほどになります。
更に楽天ビューティーや楽天トラベル、楽天ブックスなどを必要に応じて併用すれば、最大16倍までポイント還元率を高めることができます。
ちなみに、私は楽天市場の”お買い物マラソン”と”楽天スーパーDEAL”もよく利用しています。
- お買い物マラソン……複数店舗で買い回りをすることで、ポイントが最大+10倍に
- 楽天スーパーDEAL……日用品などを購入することで、定価の10%~50%がポイント還元される
楽天で日用品を購入してゲットしたポイントは、楽天モバイルで消費したり、楽天証券でポイント投資したり、あるいは楽天市場で趣味の書籍やゲームソフトを購入したり……といった用途に使っています。
楽天市場でポイントを利用して購入した書籍などは、メルカリで売ることで現金化することも可能。もはや現代の錬金術といって差し支えありません。
楽天経済圏から足を洗えなくなりつつあります
楽天市場内の一部店舗は、ポイントがたくさんついてお得なように見せかけて本体価格が高めに設定されていることも多いので、Amazonや実店舗との価格比較は必須です。
そのような価格リサーチや「本当にお得なのか?」の真偽を見定める必要はありますが、やはり楽天市場特有の大量ポイント還元は魅力。
ポイント投資などをはじめ、貯めたポイントの使い道がたくさんあるというのもメリットのひとつです。
そんなこんなでいつの間にやら楽天経済圏にどっぷり首まで浸かっており、もはや逃げ出すことは困難になりつつあります。おそろしい!!
実際にこれらのサービス利用で獲得・利用したポイントや、楽天証券やメルカリを介して現金化したポイントをすべて合計すると、年間10万円相当にもなります。
仮に今後、楽天様の気が変わって「もうお買い物マラソンなんてやらないよ^^」などということになるとだいぶ困り果ててしまうので、依存しすぎは禁物とは承知しつつ、お得に利用できるうちは最大限利用させてもらう心づもりです。笑