Baselog -生活と家計の改善のログ-

週休5日を夢見る派遣社員。

共働きなので、結婚しても生活費は完全折半。貯金も別です。

 

f:id:gorogorogorogoro:20191019135822j:plain

 

同居人とふたり暮らしをはじめて5~6年になります。

同棲していた頃から生活費は完全折半&別財布にしており、2017年5月に籍を入れてからも、その運用は変えていません。

共同財布や共用クレジットカード、Edyカードなどを活用することで、家賃からゴミ袋代まですべて割り勘にしています。

 

(たまにちょっとしたおやつをどちらかがポケットマネーで購入していっしょに食べたり、外食費をおごったりといったことはあるので、めちゃめちゃ徹底して現金1円単位で厳密にやっているというわけではありません) 

 

 

 

 

別財布でなければ、ここまで節約&貯金しようとは思わなかった

 

f:id:gorogorogorogoro:20191019141608j:plain

 

夫婦別財布はお金が貯まらない!とよく聞きますが、同居人は私と同じかそれ以上にケチ倹約家なので、(正確な金額は把握していませんが)それなりに貯め込んでいるようです。

私のほうも、財布を同じにして、

  • 「家賃は自分が、それ以外の生活費は相手が」
  • 「生活費全般は相手が、貯金は自分が」

というふうな役割分担をするより、完全折半で貯金も各々がする現在のスタイルのほうがお金が貯まるような気がしています。

なぜなら、自分が稼いだお金と、同居相手が稼いだお金があわさって境界線のない状態では、ぜったいに、ここまで必死になって節約などしていなかっただろうなと思うからです。笑

 

 

自分の財布を痛めることで、節約の重要性が思い知れた

 

毎日、自分の懐を痛めながら生活費を払っていると、食費にしろ光熱費にしろ、あるいは自分の趣味にかかるお金にしろ、「その出費はほんとうに必要なものか?」を真剣に考え、出費を組み立てるという癖がつきます。

これが費目別の役割分担制になると、

  • 「食費は相手が払っているから……」
  • 「光熱費は自分が払うわけではないから……」

と、節約意識もなく必要ないものになんとなくお金を使ってしまい金銭感覚が緩んでしまうのが、基本的に他力本願な私の場合、火を見るよりも明らか!!

 

この金銭感覚の緩みが「相手の払っている費目」だけに適応されるならいいかもしれませんが(よくはありませんが笑)、必要以上のものが自分の努力なしに手に入る生活に慣れてしまうと、お金の使い方が雑になり、自分のお金もテキトーに扱ってしまいかねません。

自分ががんばって働いて稼いだお金を、緩んだ金銭感覚のままナアナアで使ってしまい、結果として自分の貯金が減ってしまう……ということは、絶対に避けたいことです。

 

 

完全折半の最大のメリットは「収支のわかりやすさ」

 

f:id:gorogorogorogoro:20191019142450j:plain

 

完全折半は、毎月、なにに、どのくらいお金を使っているのかがわかりやすいというメリットがあります。

家賃はこのくらい、食費はだいたいこのくらいという毎月の出費を把握していれば、「毎月だいたい〇万円の生活費を払っていて、貯金もできる余裕のある生活をするためにはどのくらい働いたらいいか」という、基本的な生活設計をすることができます。

 

更には、もし同居相手が事故や病気で働けなくなったとし、同居相手が払っていたぶんの生活費もすべて自分が負担しなければいけなくなったとして、毎月の出費が収入の1/2以下に抑えられていれば、仕事を増やしたり変えたりしなくても現在の生活レベルを維持することができます。

私が【毎月の手取りの5割は貯金にまわす】を目標にしているのは、そのように「もし二馬力⇒一馬力に減ってしまったとしても、生活の満足度を落とさずに暮らすための保険」という理由もあります。

 

 

「相手の出費を把握したい」わけではない

 

また、私は自分が家計簿をつけたり、節約のシステムを考えたりするのが趣味なので好きでやっていますが、財布がひとつだと、この「毎日の出費の把握作業」を同居相手にも求めることになります。

友人との飲み会で使うお金や通勤途中にコンビニで使うお金などを逐一報告してもらうのは、おそらく、お互いに相当なストレスがかかるはずです。

正直なところそれはめんどうすぎるし、自分と相手のプライバシーにもかかわるので、絶対にやりたくありません。

 

同居相手が貯金できないタイプでこちらが一括管理しておいたほうがぜったいに合理的だ、という場合はそういうこともするべきなのかもしれませんが、繰り返すようですが同居人は私以上の倹約家で、家計簿などつけなくてもお金が貯まるタイプの人です。

であれば、自分が使うお金についてしっかり自己管理をし、だいたい同じような生活をしている同居人も同じぐらいの出費のはずだよね、というスタイルのほうがストレスが少ないのです。

 

そもそも家賃も光熱費もすべて半分こにしてしまえば、毎月の生活費の支払いが苦しい……というほどの出費にはなりません。

充分貯金もできるし、趣味のものなどについても各々が買いたいものを好き勝手に買っています。

 

 

生活費の支払い方

 

日々の食費や毎月の家賃・光熱費など、同居人と割り勘して支払いたい出費については、「共用のクレジットカード」を活用しています。

共用クレカから出費するのは文字通り、同居人と共同で使うもので、

  • 家賃
  • 光熱費
  • 食費(自炊のための食材代のみ、外食費は各自の財布から)
  • 日用品費(トイレットペーパー、洗剤など)
  • 旅費(ガソリン代や観光地での観覧料、駐車場代など)

などなどの支払いの際に活躍してくれます。

共用クレカは共用の銀行口座に紐づいており、金額としては毎月ひとりあたり約3.5万円~4万円程度を出しあっています。

 

www.raccasa.com

 

 

日々の食費の支払はEdyカード払いが便利


自炊費(近所のスーパーで食材を買うときに使うお金)は、Edyカードにチャージをしてキャッシュレス決裁をしています。

高知のローカルスーパー「サニーマート」には「サニカ」というポイントつきEdyカードがあり、これをほぼ毎日の頻度で使っています。

 

f:id:gorogorogorogoro:20191019141743j:plain

(ツンツンヘアーにハートのマーク・タンバリン大好きでおなじみのサニカちゃん。推しキャラです)

 

支払い金額に応じてポイントが貯まってお得なうえ、めんどうな現金のやりとりがなくとっても快適です。

更にサニーマートはわりと頻繁に「ポイント〇倍」のキャンペーンをしており、なかには「ポイント10倍」などという出血大サービスをしているときも……。

もはやサニーマートから離れられなくなっています……。

ちなみにこの「ハーティポイント」は、スーパーでの支払いだけではなく、県下のTSUTAYAなどでも使うことができます。つよい。

 

 

「財布の中身をフルオープンにしないと、本当の夫婦とは言えない」のか?

 

f:id:gorogorogorogoro:20191019142454j:plain

 

余談ですが、財布を別にして、配偶者の年収や貯蓄額などを把握していない夫婦は、本当の夫婦じゃない!という意見は、たま~に見かけますね。

そもそも「本当の夫婦の定義とは……??」という疑問はあるのですが、私は、相手の財布がオープンだろうとクローズドだろうと、生活するうえで支障がないのであればそれでいいのでは?と思います。

じつは多額の負債があるのを隠しているというような場合でもない限り、ふたりで生活するのに必要なお金を毎月滞りなく出しあえているのなら、それでなんの問題もありません。

 

生活するうえで重要なのは、家賃や光熱費を滞納しないことだったり、毎日健康に暮らすためにお金を使うということだったり、どちらかに負荷が偏らないようにする、ということです。

相手の収入や貯金がいくらあるかを完璧に把握したり、依存したりアテにしたり、というようなことではないはずです。

 

極端なことをいうと、たとえばマイホームを買う、子どもをつくるというようなお金のかかる一大事業であっても、それらも可能な限り「割り勘にする」と決めてしまえば、相手の財布の中身までを知る必要はないのです。

もしそのやりかたで買えないものがあるとしたら、おそらくそれは、今は買わない方がいいものなのだと思います。

 

 

同じ家に住むのであれば、「共働き&家事分担」のほうが合理的

 

f:id:gorogorogorogoro:20191217204558j:plain

 

せっかく一緒に暮らすのであれば、生活費折半&ダブルインカムにしたほうが「生活費の節約」と「世帯収入アップ」を同時にクリアすることができるし、しかも家事の手間は半分にできます。

もし自分が「料理が苦手」であっても、相手が「料理が好き」であれば、かわりに別の家事(皿洗いや掃除など)をすることで、毎日おいしいご飯を食べることができるのです。 これは、ひとり暮らしでは絶対にありえないことです。

 

更に、ダブルインカム&家事分担をしておけば、もしどちらかが病気や怪我で働けなくなったときや、逆に仕事が忙しくなりすぎてとてもじゃないけど家事ができるような状態ではない……となったときなど、生活環境の変化にも対応することができます。

そのような「もしなにかあったときに助けあうことができる」というのは、ふたり暮らしの大きなメリットですね。

実際には金銭的なやりとりがなかったとしても、困ったときに助けを求められる相手がいるというだけでも、かなりの安心感があります。

そしてそれは、信頼関係さえあるのなら、夫婦や家族でなくても、恋人や友達と暮らすことでも成り立つのではないかなぁと思います。

 

とはいえ毎回助けっぱなし、助けられっぱなしになってしまうと、どちらかに負担が偏ることになってつらいので、自分たちにとってちょうどいいバランスを見極めるのが大事です。

そのわかりやすい目安として、我が家では「生活費の完全折半制」を取り入れている、というわけであります。