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33歳/派遣社員/手取り14万円/地方移住/ふたり暮らし/の生活改善のログ。

「節約ばかりの毎日は楽しいのか?」⇒めちゃめちゃ楽しいです

 

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私は周囲に「貯金が趣味」な節約大好き人間であることを公言しているのですが笑、

「そんな節約ばっかりして、毎日楽しいの?」
「なにが楽しくて毎日生きているの?」

……という疑問は、しばしば投げかけられます。

これは、節約好きな人であれば一度や二度は聞かれるだろう、”あるある”な質問なのかもしれません。

 

私としては、不思議なもので、節約を全く意識していなかった頃よりも今のほうが、ずっとずっと楽しく暮らせている自信があります。

理由はおそらくひとつで、「お金がかかること・もの=楽しいこと、価値があるもの」という思考から抜け出せたことで、お金に対する依存度を減らすことができたからではないか、と思います。

 

楽しい生活を送るためにお金に依存することがなくなったので、結果としてお金が余る=貯金ができるようになった……というと、やや逆説的かもしれません。

ですが、このお金に対する依存度を最小化していくことが、私にとっては、健康で平和で楽しい毎日を送るために必要不可欠なことでした。

 

 

 

 

節約・貯金に目覚めて起こった価値観の変化

 

たとえば、以前の私の、生活に対する価値観はこんな感じでした。

 

  • 自宅は、そこそこの広さのキレイな部屋に住んで、インテリアや雑貨にこだわりたい
  • 料理嫌いで自炊はしたくないので、食事はできるかぎり外食で済ませたい
  • ブランドものでなくてもいいので、服にはある程度のお金をかけたい、せめて毎日違う服を着たい
  • 旅先ではちょっといいホテルや旅館に泊まりたいし特別感のあることをしたい

 

この価値観が、地元で派遣社員として働きはじめて収入が月13~4万円ほどになり、貯金をするために生活費を最小化することを目標にして以降、以下のように変化しました。

 

  • 家賃は低コストであればあるだけ◎。狭くても、ちょっとくらいボロくてもいい
  • 高価なインテリアや雑貨は、買ってもすぐ飽きることがわかったので不要
  • なんだったらバンライフしたい
  • 外食も飽きるし栄養バランスが偏るので最小限にしたい、自炊を楽しめるくらいの料理スキルは身につけたい
  • 食事は1日1食でいい
  • 服はトータル20着程度あれば充分、毎日同じ服でいい
  • 旅行は車中泊が気楽でいい
  • 特別な体験ができなくてもいいし、「ただ車に乗って移動しただけ」とか「現地の商店街をただ歩いただけ」で充分楽しい

 

ほぼ真逆と言っていいほどの方向転換ですが、この価値観にシフトして以降、人生が驚くほどイージーに&楽しくなりました。

 

 

それもそのはずで、そもそも私はベースができるだけ働かずに暮らせていければそれがいちばん幸せという超怠惰人間なのです。

そんな超怠惰人間が、お金を使うことで得られるタイプの快適生活を維持しようとすると、それなりの原資が必要になります。

実家が資産家というわけでもないし、好きなことだけでお金を稼げるほどのスキルもない私のような人間がその原資を確保するには、サラリーマンとして働く以外の方法はありません。

しかしそうなると、そもそもの「できるだけ働かないこと=幸せ」という軸からはズレていってしまいます。

 

  1. 「たくさん働いて、楽しさや快適さをお金で買う生活」
  2. 「働かないで、楽しさや快適さは自分の工夫で補う生活」

……のふたつを天秤にかけたとき、私は、後者の生活のほうが理想的だと感じました。

 

結果として節約・貯金がなによりの趣味になり、最低限の生活費で暮らすことが人生の目標となりました。

そして、その目標を達成するために試行錯誤したり、考え方を柔軟に変えていくこと=めちゃめちゃ楽しいこと、という価値観に変わりました。

 

 

お金をたくさんかける生活=楽しい生活とは限らない

 

「節約ばかりしている生活は、楽しくなさそう」「ただのケチとはなにが違うの?」という疑問は、お金をかけずに楽しい生活なんてできるわけがない、という価値基準を起点にしているのだと思います。

もちろん、その価値基準が間違っているわけではありません。

節約には、あまり極端なことをすると自身の健康や周囲との人間関係に悪影響を及ぼすという側面があるのは確かです。

 

また、自分以外の誰かに強要されたり、

  • 「必死で節約をしなければ、生活が成り立たない」
  • 「どんなにがんばっても赤字家計から抜け出せない」

……という状況に陥っている場合、そこに楽しさを見出すことは困難です。

 

 

しっかり節約&貯金ができている、現在の生活を気に入っています

 

が、私の場合、現在の”節約生活”と以前の”節約しない(できていない)生活”を比べて、どちらが気に入っているかと聞かれたら、圧倒的に”節約生活”のほうであると答えます。

理由は先述した通り、”無理して働かなくてもなんとかなる生活”について試行錯誤し、実践できているという自信があるからです。

なので、表題の「節約ばかりの毎日は楽しいのか?」という疑問に対しては、胸を張って「楽しいですがなにか!?」と答えることができます。笑

 

 

お金で楽しさを買う生活は際限がなく、持続しにくい

 

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節約生活の楽しさよりも、ものやサービスを買って得られる楽しさのほうがなにかとわかりやすいですし、瞬間最大風速的な、一時の満足度や興奮度が高いのは確かです。

 

例えば、ショッピングをしていてすごく気に入った服を見つけて、ちょっと奮発して買ってしまった……という場合。

お店のレジでお会計をする瞬間や、自宅に持ち帰りはじめて袖を通す瞬間はものすごく楽しく、幸せな気持ちになれるかもしれません。

しかし、その服を2回目に着るとき、3回目に、4回目に……と回数を重ねていくと、当然のことながらその楽しさは薄れていきます。

 

そのような、お金で楽しさを買う生活に慣れてしまうと、

  • 「あの楽しさをまた味わいたかったら、またあのアパレルショップに行って、新しい服を買えばいいんだ」
  • 「もしくは、また別のショッピングモールの、別のお店を開拓してもいいよね」
  • 「よく考えたら今回買ったこの服に合う靴とカバンもほしいな」
  • 「今使っているコスメもそろそろ飽きてきたし、」
  • 「服だけじゃなくてインテリアにもこだわりたいな~」

……などなどと、お金を使いたい欲求は際限なく膨らんでいきます。

そういうものごとにこだわっていた過去の自分は、いつの間にか自分の首を自分で絞めているにもかかわず、そのことに気づかないまま、またお金と楽しさを交換する……というループに陥っていたのかもしれない、とも思います。

 

 

節約の楽しさとは、「成功体験が積み重なっていく」という楽しさ

 

節約にはやればやるほど結果が出る楽しさがあり、それはお金を使って得られる楽しさとは、まったく種類の異なるものです。

無意識のうちの無駄遣いや、実はお金をかけなくても問題なく生活が成り立つものなどから削ぎ落としていき、自分が本当にお金をかけたいことに投資するのが、私にとっては最高に楽しい節約生活のスタイルです。

自分で自分の欲求をコントロールして、節約や貯金に役に立ちそうなことはなんでも試してみて、日々の生活をより良い方向にちょっとずつ軌道修正していく……という一連の取り組みが、「節約の楽しさ」なのではないかと思います。

 

そうして得た節約スキルは一生使えるうえに、まとまった貯金ができることで、イヤな仕事をやめることも、欲しかったものを買うことも、行きたいところに行くことも、住みたいところに住むこともできるのです。 

この楽しさは、正直これはこれで、一度ハマったら抜けられないくらいの中毒性があります。 

 

 

家計改善に成功して仮に月1万円の節約ができれば、年間12万円の貯金額アップが見込めますが、これは言い換えれば、年間の手取り収入が12万円増えたのと同義です。

手取りの収入が10万円以上アップして「うわー!ガッカリした!」とか「がんばって働くんじゃなかった!」と思う人はいないと思います。笑

節約もそれと同じで、がんばった結果の成果が目に見える形で反映されれば、がんばってよかったな〜とか、やっててよかったな〜と思えるはずです。

 

節約は辛いもの、しんどいものと思い込んでいると、その楽しさや、自分が本当にしたかったことに気づかないまま、浪費を繰り返すことになりかねません。

私も、もっと早くこの楽しさに気づいていれば……と何度も思いました。

「節約しなきゃいけないけど、辛いししんどい、でもお金貯めなきゃ、でも……」というループにはまっている時は、一度その”節約=楽しくない”という先入観を取り払ってみてもいいのではないか、と思います。