Baselog -生活と家計の改善のログ-

週休5日を夢見る派遣社員。

派遣の仕事を辞めました

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2016年12月に東京から高知にUターン移住をし、1年間とちょっとのあいだ無職を楽しみ、2018年4月から派遣事務として3年間、働きました。

そして2021年3月に晴れて派遣契約が満期で終了し、ピカピカの無職に。

 

無職になった記念に(?)、

  • 派遣社員の雇用制度について
  • 3年間どんなふうに働いていたのか
  • 派遣事務の仕事は楽なのか、しんどいのか
  • どのくらい稼げるのか、貯金はできるのか

……などなどを、忘れないうちにざっくりと記録に残しておきたいと思います。

 

 

派遣社員は3年以上、同じ部署では働けません

 

平成27年9月に派遣労働法が改正され、いわゆる”派遣3年ルール”が制定されて、

「同じ派遣先企業の同じ組織(課・グループなど)で働くことができるのは、最長で3年まで」

……と、決められました。

 

同じ派遣企業でも部署異動をすることによって、雇用期間を延ばすことはできます。

また、がんばりが認められれば、3年経った段階で直接雇用に切り替わったり、正社員登用されることも多いようです。

が、私が今回働いていた派遣先はやや公務員寄りの性質があったためか、直雇用ははじめからNG。キッチリ3年で契約終了する取り決めになっていました。

チラッと部署異動をすすめられたりもしましたが、なんだか他部署にあまり魅力を感じられず(失礼!)、適当な理由をこじつけて断ってしまいました。

 

 

どんな仕事をしていたか

 

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身バレ防止のためにちょっとずつぼやかしながらになりますが、派遣社員としてどのように日々働いていたかを解説します。

 

 

業務内容

 

財務系の部署でまる3年働きました。

 

仕事内容は、

  • 予算編成
  • 経費や旅費の精算処理
  • 請求書作成
  • 物品の調達・管理
  • 伝票整理
  • 監査対応

などなど……。

 

こうしてみるとなんでもアリやな!!というかんじですが、3年の間にコロコロと担当業務が変わり、いろいろな仕事をちょこちょことまかされました。

決算処理などのガッツリ財務系の業務は、特に資格をもっているわけでも専門知識があるわけでもなかったので、正社員の補助程度でした。

ちなみに、いちばん好きだった業務は旅費精算です。

 

 

収入

 

就業当初の時給は1,000円(交通費なし)。

2020年4月の法改正で時給は1,030円に上がり、交通費が月5,000円ほど支給されるように。

手取りでは法改正前は月13万円程度、法改正後は月14万円程度になりました。

もちろん、健康保険や厚生年金など各種社会保険には加入できました。

 

 

人間関係・職場環境など

 

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※退職時にもらったお花

 

人間関係は、正社員同士ではそれなりに不平不満や確執などあったようなのですが、正社員⇔派遣社員間や、派遣社員同士ではすこぶる良好。

派遣だからといっていじめられることも、コロナの緊急事態宣言の渦中にリモートワークがさせてもらない!というようなこともありませんでした。

「この人たちのためなら、ちょっとくらいならがんばってもいいかな……」と思えるくらいには、部署の人たちはみなさんいい人たちでした。

そうでなければ、どんなに仕事がラクだったとしても3年ももたなかったでしょう。笑

 

とはいえ、人員不足を理由に、去年まで正社員がやっていた責任の重い仕事を派遣社員である私(2年目)がやるようになったり、不満がまったくないというわけではありませんでしたが……。

 

 

仕事はとってもラクだった

 

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2年目のやたら責任の重い業務以外は、派遣社員に任せられる業務は正社員よりも簡単な、単純作業に近いものばかりでした。

業務改善を強要されることもないし、重要な決断をさせられることもないし、責任感に乏しい私のような人間にとってはすこぶる気楽で快適な職場でした。

困ったときは同僚や上司に相談すればたいていのことはなんとかしてくれましたし、毎日余裕で定時で帰れるくらい体力的・精神的な負担感は少なかったです。

 

ただ、エクセル作業や自社システムをはじめとした事務作業に慣れていない派遣さんは、初めの頃はだいぶ大変そうにしていたような気がします。

そういった作業に慣れている私としてもこの職場でものすごくスキルアップができた!というわけではないし、裁量などもほぼ皆無に近かったので、人によってはちょっと物足りない、歯ごたえのない職場だったのかもしれません。

 

ぶっちゃけ、仕事がなさすぎて暇すぎて、まる1日ブログの記事を書いていた……という日もあったりなかったり……でした。

 

 

派遣でも、最高年間90万円貯金ができました。

 

 

派遣事務で得た収入から日々の生活費を差し引き、2020年として計90万円の貯金をすることができました。

ちなみに私は配偶者とのふたり暮らしで生活費は完全折半です。

もっとカツカツにがんばれば年100万円ぐらい貯められたのかもしれませんが、どうしても欲しいものを買ったり日帰り温泉に行ったりといったことはふつうにできていたので、”QOLの維持・向上”と”貯蓄”のバランスの良い年にできたと思います。

 

 

3年間働き続けられてよかった

 

結果として3年間なんとか”もって”、契約期間終了まで仕事を続けられたのは、よかったなと思います。

なにせ今までは、もってせいぜい2年半ぐらいしか同じ職場で働けたことがなかったので……。

やろうと思えばもっと働けたし、派遣事務でも100万円ちかい貯金もできたし、人間関係もとっても良好に円満に辞められることができて、いろいろ自信がつきました。笑

 

とはいえもう週5&フルタイムの仕事はしたくない!と固く誓っているので、派遣事務の仕事に戻ることはないかもしれませんが、よい経験ができたなーと思っています。