通信費を削る作業は、通信会社各社の料金体系や契約内容を調べたり、めんどうな手続きをしたりと大変なことも多いですが、大変なだけあってかなりの節約効果を生んでくれるもののうちのひとつです。
私は以前は3大キャリアのスマホを契約して使っていましたが、2年ほど前に高すぎる通信費に耐えかね、スマホを断捨離し、時代に逆行してガラケーを契約しました。笑
現在の通信費の内訳は、
これだけです。
モバイルWi-Fiは基本的には自宅に置きっぱなしにし同居人と共用で使っているものなので、折半して月々約1,800円で使っています。
トータルすると、月々のネットと通話にかかる金額は2,800円ほど。
3大キャリアのスマホを使い、家にネットの固定回線をひいていた頃は、通信費だけで8,000円はかるくオーバーしていたので、約1/3ほどの費用に抑えることができています。
月々5,000円の節約でも、年間にすれば60,000円。
スマホは2年の縛りがついていることが多いので、2年で120,000円ほどの節約になりました。
手数料・キャッシュバック・オプション料金などのめんどうな計算をしない
通信費を計算するうえでもっとも重要だと思うことが、「もろもろの手数料やキャッシュバックなどについて考えなくてもいいようにする」ということ。
「月々たったの1,000円でスマホが持てる!」「モバイルWi-Fiが3,000円で使える!」というようなキャンペーンをうっているものも、
- 1年・2年と使っていくうちに、月額が増えていったり
- 初期費用がとられたり
- 解約手数料や解約違約金をとられたり
- 解約無料になるタイミングを逃し、高い月額料金のまま更に2年間の縛りがついたり
- 使いもしないオプションに自動加入するようになっており、解約にひと手間かかったり
……などなどで、結局トータルで見たときにネット代が思った以上に高額になった、となる落とし穴があります。
2019年10月からはスマホの解約違約金の上限が1,000円程度と格安になったり、いわゆる「2年縛り」がなくなったりと大きな変化があったようですが、とはいえ通信会社特有の複雑な料金体系が改善されるのは、まだまだ先のことになりそうです。
すべての通信会社がそうであるとは言いませんが、利用者のリテラシーや認識が不足しているのにつけこんで、必要もないものを買わされたり割高な料金で契約を結ばされたりといったことは、未だに横行しています。
(つい最近身内がそのような手法にひっかかって必要もないタブレットを契約させられたばかりで、ガッツリと根に持っています)
スマホやネットの料金の複雑さに頭を悩まさないためには、そのような複雑な料金体系の通信会社とは契約しないのがいちばんで、特に「月額費用の変動(上昇)」には注意を払ったほうが無難です。
極端な話、初月に無料で使えたとして、それ以後の金額がやたら高い&解約しようにも違約金がかかる、などという契約をしてしまうと、結局は大損をしかねないうえに管理が煩雑になります。
〇年後に〇円キャッシュバックします!のようなキャンペーンも、貰い忘れてしまえばそのぶんはまるまる損になるし、「貰い忘れないように気をつけなきゃ……」と何度もリマインドしなければいけないのも、それはそれでコストです。
通信費は安さも大事ですが、それと同じくらい、わかりやすさも重要だと思います。
実際のところ、ガラケーでも充分だった。
通信費の高さ・複雑さに耐えかねガラケーを2年ほど使いましたが、現在の心境としては、「ガラケーでもぜんぜん充分だな」というのが正直な感想です。
常にネットに繋がっていて、さまざまなアプリが常駐しているスマホはとても便利なものではありますが、月々何千円もかかる通信料と比較してみるとそこまで便利である必要性があるのか?というのは、常々疑問に思っていたことでした。
ガラケーに乗り換えて以降の2年のあいだに、キャッシュレス決済が進んだり大好きなメルカリのアプリが更に使いやすくなったりと、様々な変化がありました。
が、少なくとも2年前の段階では、スマホは「日常生活に必要不可欠なもの」とまでは言えませんでした。
むしろ、手持無沙汰になんとなくスマホを触って、見ても見なくてもいいようなネットニュースに時間を奪われたり、SNSで消耗したり……といった不具合のほうが多かったように思います。
節目の2年経過。格安スマホを契約しようかと思っています。
複雑すぎる通信料体系へのアンチのつもりもあり2年ガラケーを使いましたが、それも「もうそろそろいいかな」ということで笑、次回の更新月でガラケーは解約し、格安スマホを契約しようかと思っています。
再度、スマホへの乗り換えを検討している理由として大きいのは、
のふたつです。
また、楽天モバイルに乗り換えれば、余らせがちな楽天の期間限定ポイントを有効活用できる、というメリットもあります。
再度スマホを購入したら、カード決済よりも還元率のいい楽天ペイやメルペイなどのキャッシュレス決済に挑戦してみたいです。
が、やはり「スマホの触りすぎで時間を浪費してしまいがち」というデメリットは無視できないので、そこのところの対策はなにかしら考えておかなければな~と思っています。