最近スマホ(というかX)を見すぎていて、本の読めなさが深刻になっていました。
週休5日生活で自由に使える時間が爆増した結果、以前は「時間がもったいない」という理由で自制できていた”SNSに関わる時間”が無秩序に増えてしまい、本当にやりたいことをやる時間を圧迫していました。
この問題を解決するために、最終的にはスマホからWebブラウザ(Chrome)をアンインストールするにまで至りました。
かなり極端な方法をとってしまったことを自覚してはいますが、現在のところ、だいぶ快適な生活を送れています。
ついXを見てしまう

私はもともとTwitterのことが本当〜〜に好きでした。
がんばってタイムラインを最適化しようとし、一時期はおすすめ欄も推しVのクリップやインテリアの写真、食べ物、ネコちゃん関連のポストで埋まっていて、なんのストレスもなく快適なSNSライフを送れていました。
しかし、現在のXには強い疲労感を覚えています。常に誰かが誰かに怒っていたり、この世を嘆き悲しんでいたり、株価の上がり下がりに一喜一憂したりしている投稿が流れてきます。私はそうしたものを見たくてXをやっていたわけではありません。
そういう理由でXのアプリはだいぶ前にアンインストールしてしまっていたのですが、X自体を辞めたいわけではなかったので、ブラウザからアクセスして見るようにしていました。
私はただ自卓のツイートが読みたいだけなんです
可能であれば「フォロー中」タブの投稿だけをピンポイントで摂取したいのですが、現行のXではそれが難しくなっています。
Chromeを使ってXを開くと、勝手に「おすすめ」タブが表示されます。私は活字を自動的に目で追ってしまう体質のため、そこに書かれている文章を読んでしまい、さらに指が勝手にスクロールしています。そしてそこから1時間コースに突入、という具合です。完全に行動をハックされてしまっています。
通知欄だけをブックマーク登録しておすすめ欄を完全に封印することができないか……など、色々と試しましたが、うまくいきませんでした。
が!!、「Control Panel for Twitter」というChrome拡張機能を使うことで、おすすめ欄を消し去り、「フォロー中」タブの投稿だけを摂取することができることがわかりました。
実際にやったこと

Chrome拡張機能を導入
「Control Panel for Twitter」は、ChromeからXにアクセスしたときにUIを”あの頃のTwitter”に戻してくれる機能です。
タブは「フォロー中」と「リツイート」だけになり、シンプルに閲覧できます。かつて存在していた「リツイート」タブが復活する点もおもしろポイント(※現状ぜんぜん使ってません)

ただし、この拡張機能はスマホ版Chromeでは機能しません。そのため、これだけでは「スマホを見すぎて本が読めない問題」は解決しませんでした。
スマホからChromeアプリを削除
悩みに悩み、試行錯誤した結果、スマホからChromeアプリをアンインストールしました。ブラウザの存在を完全に消すことはできないため、デフォルトブラウザをSafariに変更しています。
Safariはこれまでほとんど使ったことがなく、使い方もよくわかっていません。ホームにショートカットも置いておらず、ブックマークや検索窓の位置も把握していません。パスワードマネージャーもろくに機能していない状態です。
結果として、Safariは「他のアプリの要請に応じてWebページを閲覧するだけ」の存在になっています。この不便さが、ブラウザ利用を完璧に抑制してくれています。
手の届く位置に積読を大量配置

スマホの代わりに手に取るものとして、ベッドサイドに積読を大量に配置しています。
これは、普段から視聴している「積読チャンネル」のPRで購入した「積読ホルダー」を活用しています。不安定な布団の上でも安定して本を縦積みできる優れもの!
部屋が暗くても本が読めるように、読書灯も装備しています。
寝室で「なんか手持ち無沙汰だナー」と感じたときに、スマホではなく本に手が伸びるようにしました。これが非常に効果的で、まだ読んでいない本を本棚まで探しにいく必要がなくなり、読書へのハードルが下がりました。
ついでにYouTubeアプリも消した
Chromeを削除した次の段階として、YouTubeのアプリも消しました。
YouTubeはパーソナライズが(今のところ)機能しており、知らない誰かの怒りや悲しみが、突然ホーム画面に表示されることがありません。なので未だにPCではYouTubeの画面を常に表示し、BGMやBGVが流れている状態になっています。
また、YouTubeは家事中のながら聴きにも最適です。私はワイヤレスイヤフォンとYouTubeに完全に依存しており、これがないと日常動作にも影響が出るレベルです。
とはいえこれがスマホでも使えるとなると、読書環境には露骨に悪影響がでます。YouTubeを見たければPCの前に座り、ゆっくり大きな画面で見ることにして、寝室では見られないようにしました。
外出中はPodcastを聴いています
YouTubeのかわりにPodcastアプリを入れて、散歩中や、カフェなどでの作業中のながら聴きに対応しています。
PodcastはYouTubeよりもチャンネル数が少ないものの、愛聴している「ゆる言語学ラジオ」をはじめとする系列チャンネルをほぼ網羅しています。そのため、今現在はほとんどゆる〇〇学ラジオ専用アプリになっています。今後はもうちょっと興味の幅を広げてお気に入りの番組を増やしていく予定。
読書メモや日記をnotionか紙のノートでつける
読書中にメモしたくなったことや、日常で思いついたことは、Notionか紙のノートに記録しています。これは以前から継続している習慣です。
スマホ上ではNotionのアプリを常に開いた状態にすることで、他のアプリに気を取られるリスクを減らしています。もっとも、ブラウザやYouTubeアプリを削除してしまっているため、そもそも気を取られる対象はかなり限定されています。
紙のノートは、読書に疲れたときの逃げ道として機能しています。スマホに手を伸ばすかわりにノートを開き、散文や落書きを書くようにしています。
Notionに残すほどではないくだらない内容でも、紙であれば気軽に書くことができます。「どうせ捨てるしな」と思いながらペンを取ることで文章を書くことへのハードルを下げ、日記やブログに使えるような文章が書けたらラッキー!ぐらいの感覚でやっています。
調べ物はChatGPTで対応
基本的には、調べ物はいったんメモをしておき、PCを開いたタイミングでブラウザ検索を行います。ただし、本を読んでいて不明な単語が出てきた場合や、考えたことをとりあえず整理したい場合、外出先ですぐに調べたい場合などにはChatGPTを使用します。
AIが検索と要約を同時に行ってくれるため、自分でブラウザ検索するよりも効率的に情報を得ることができます。昨今はGoogle検索機能が劣化していることもあって、もうAIがない状態では調べ物をすることもできないかもしれません。怖。
ニュースを見なくてもよくなって、生活に平穏が訪れた

ブラウザをアンインストールしたことで、ニュース的なコンテンツがほとんど目に入らなくなりました。はてなブックマークなども含めて、時事ネタやネットニュースはよほど能動的に情報収集しようとしない限り、ほぼ遮断されている状態です。
その結果、世界の出来事や他人の怒り、不幸、炎上といった情報に触れる機会がなくなりました。この解放感が本当に快適!!
前述した通り、絶対に見逃したくない自卓のツイートや、お気に入りのYouTube動画などは取りこぼす心配なく、ピンポイントで好きなものばかり摂取できる環境を構築できています。むしろ、これまでは自分とまったく関係なければ興味もない、他人の感情や世の中の出来事に、半ば強制的に触れ続けていたのだと思います。それがなくなるだけで、認知的な負荷が大きく減少したのを実感しています。
これがデジタルデトックスというやつですか……

まとめると、スマホを最適化するのに以下のような手順を踏んだことになります。
- スマホからXのアプリを削除
- PCのChromeに拡張機能を導入し、Xを”Twitter”に戻す
- スマホからChromeアプリを削除
- 寝室に積読タワーを設置
- ついでにYouTubeアプリも削除
完全に情報を断っているわけではなく、各種プラットフォームへのアクセスの導線を調整しただけです。しかし結果として、生活からノイズが大幅に減り、毎晩落ち着いて本を読めるようになり、自分の文章を書く時間も圧倒的に増えました。
インターネットにズブズブになってはや何十年も経ちますが、必要な情報や自分が本当に好きなエンタメだけを享受する生活が、こんなに快適なものだとは知りませんでした。
(むしろデジタルデトックスが〜とかスマホ脳が〜〜とか言ってる人たちのことをちょっと斜めに見てすらいました。すみません)
次の段階としてはもっとスマホの機能を制限する、たとえばSafariすらも使えなくするといったことも決行したいところですが、各種アプリの仕様によっては難しい部分もあり、要検討というところです。
どちらにしろ、ダラダラとスマホを眺めている時間を減らすには仕組みを変えるしかないのだということがよくわかりました。生活するうえでスマホはもはや必要不可欠なものであり、だからこそ十分すぎるほどに慎重に、付き合い方を見極めていくことが重要だと感じています。


