先日、同居人との家庭内交渉の末、毎月の駐車場代を負担してもらうことで合意が得られ、月々2,500円の節約(?)に成功しました!!
駐車場を払わなくてもよくなった!
我が家では、家賃をはじめ生活費は完全折半制です。
車は同居人の実家から譲ってもらった軽自動車を所有していますが、今年に入って同居人が転職したことにより、毎週月曜~土曜はほとんど社用車のような使い方をすることになりました。
私の平日の通勤には原付バイクを使い、車に乗るのは日曜日のみ。それすらも、2週に1回程度、買い物の際に使うか使わないか……という使用頻度。
その状況で駐車場代折半はおかしいやろ!!という訴えがこのたび同居人に承認されましたので笑、毎月5,000円かかっていた駐車場代は同居人の負担となりました。
これにより、私自身が毎月家賃として支払っている金額は、なんと手取りの10%以下に。
(※詳細を語ると身バレしそうなほどの安アパートに住んでいますので具体的な金額は控えます)
駐車場代を払っていた頃でも手取りの10%ちょっと程度の割合でしたが、いよいよ家計に占める住居費の割合が10%を下回りました。
手取りに占める家賃の割合~東京都内在住ver.~
ちなみに数年前、東京に住んでいた頃は、駐車場込みでひとり当たり5万円ほどの家賃を払っていました。
その頃も生活費はすべて同居人と完全折半だったので、ふたりあわせて毎月10万円もの大金を支払っていたことになります。
それでも、当時は「むしろ都内の家賃としては安いほう!」などと思っていました……。
その頃の手取りは、今と同じ派遣事務として働き、月々18万円ほど。
だいたい手取りの30%くらいを家賃に費やしていた計算です。
「家賃は手取りの3割程度」というのは通説のようになっていて、自分で家賃を払うとなるとそのくらいの金額を目安にする人は多いのかもしれません。
ボロアパート暮らしが意外に快適だった
2016年末に東京から高知にUターン移住して、住まいを探していたとき、今も住んでいるこのアパートを見つけました。
移住前にあらかじめ内見したアパート5~6件のうち、下から2番目くらいに家賃が安く、そのわりには広くて立地がよかったのが決め手でした。
とはいえ難点はいくつかあり、中でも水回りがあまりに古くて汚れが気になるのには日々モヤモヤしていて「早く引っ越したい~~!!!」などと思っています。笑
それでも、
- 家賃が毎月の手取り額の10%を下回っており、
- 日々の買い物やちょっとした外食にはなんら困ることなく、
- ふたり暮らしをするには充分なスペースがある
……などの長所が捨てがたく、引っ越しを検討しいくつか内見などもしてみたものの、「ここに引っ越したい!」と思える場所を見つけられていないのが現状です。
家賃は安ければ安いほど正義。
家計に占める家賃の割合は、低ければ低いほどいいと思っています。
理想としては10%以下。
最終的な目標は、古い空き家を現金で一括購入して”家賃や住宅ローンを払わない生活”をすることです。
空き家を改修して住むとなると、改修費用や固定資産税はかかりますが、家賃やローンを支払う必要はありません。
なぜそうまでして家賃を払いたくないかというと、現在ボロアパートに住んでいる経験から、「家賃にどれだけお金をかけたところで、自分自身のQOLや幸福度に影響しない」ということがわかったからです。
東京に住んでひとり当たり毎月5万円の家賃を払っていた頃に比べて、現在の生活満足度がものすごく下がっているかというと、そんなことはありません。
なんなら、”家賃の支払い”に対するプレッシャーが軽減されて、日々のストレスが減ったようにすら思います。
持ち家があれば”大家さんや銀行にお金を払わなくても住める家”が手に入り、もし失職して収入がゼロになったとしても、住処を追い出される心配はなくなります。
多くの地域では地価が下がる一方の現代日本において、持ち家があったからといって資産になるとは限りませんが、”誰かにお金を払わなくても、住んでいていい家”があるという安心感は、なによりの財産になるのではないかと思います。
家賃は自分を幸せにしないことがわかった
「どうせ住むなら、都会の広くてきれいな豪邸に住みたい」という欲求は誰しもが持っているものかもしれませんが、東京23区内の豪邸に住んでいる人たちの全員が一点の曇りもなく幸福に暮らしているかというと、そうとは限りません。
自分の実家のことなどを思い返してみても、新築一戸建てを何十年ものローンを組んで購入していましたが、だからといって家族全員がなんの不満もなく暮らせていたかというと、疑問が残ります(身を粉にしながらローンを返済した親にはとても言えませんが)
自分がストレスなく、快適に暮らせるかどうかは、住んでいる家以外にももっといろいろな要素が複合的に組み合わさっています。
地方のボロアパートに住んではじめて、家が新しいか古いかとか、広いか狭いかとか、キレイかボロいかということは、少なくとも自分自身にとってはそこまで重要なことではないのかも、と気づきました。
毎月高い家賃を払って幸せになるのは、自分ではなく大家さんです。別に大家さんを幸せにしたくて生きているわけではないのなら、わざわざ高い家賃を払ってステキな家に住む必要はないし、家賃を払うために自分が労働で苦しむことに至っては「なぜ私がそんなめんどうなことを???」としか思えなくなっています。笑
まあ、程度の問題ではあるのですが……。
手取り14万円でつらいのはだいたい家賃のせいなのでつまるところ土地持ちの人たちのせいなのではと思いつつ、絶対に家賃を払わない生活を実現しようというモチベーションに転換しています
— 亜子@Baselog (@baselog_030) November 10, 2020
節約するならまず家賃から!
生活費を節約したいとか、生活をダウンサイジングしたいと思ったときできることとしては、
- スマホを格安SIMにする
- 自炊して食費を減らす
- 自家用車を手放す
などなど、方法はいろいろとあります。
ですが、なによりもまず、今自分が払っている家賃は、その金額に見合うだけの満足度を与えてくれているか?について考え直すということが、生活費の削減にはなにより有効であるように思います。
もしかしたら、過去の経験からなんとなく「フローリングで風呂トイレ別の部屋じゃないと住めない!」と思い込んでいるだけかもしれませんし、実際は仕事終わりに帰って寝るだけの家が、必ずしもフローリングの2LDKである必要はないかもしれません。
私は、今後引っ越しをするにしても、”家賃は手取りの10%以下”はひとつのキーワードとして大事にしたいと思います。
現状、手取り10%以下の家賃のボロアパートでも毎日楽しく暮らせているので、次に引っ越すとしたら、今と同じ家賃でもっとステキな(具体的には水回りがきれいな。笑)アパートに住みたいです。
もしくは、古くても格安で売ってもらえそうな一軒家を、がんばって見つけたいと思います!