通勤にかかる費用を削減するため、原付通勤をしています。
原付は自家用車よりもはるかに燃費が良く、小回りがきいて細い道でもスイスイ走れるので、朝夕の渋滞に巻き込まれにくいのがメリットです。
同時に、原付には、
- 暑さ
- 寒さ
- 雨
- 雪
- 強風
- 雷
……に、ハチャメチャに弱いというデメリットもあります。
暑さ寒さに関してはもう我慢するしかありませんし、豪雪地帯や、台風などのあまりの悪天候のなかをバイクで走るのは、無謀としか言いようがありません。
なんなら小雨程度の雨でも、なんの装備もなく降られてしまうと数分で全身びしょ濡れになれます。
帰宅中ならまだしも出勤中に降られた場合はもう地獄。
濡れ鼠の状態で仕事をしたくはないので、最低限の雨対策はしておきたいところです。
原付用の愛用レインコート
レインコートは楽天市場で購入したこちら↓を愛用しています。
このレインコートのいいところは、
- 厚手の生地で絶対に染み込んでこない
- ポンチョなので頭からかぶって着られる
- 膝丈まで覆える全身タイプ
- 色味がかわいい
などなどありますが、一番のメリットはやはり頭からスポッとかぶれば装備が完了してしまう手軽さです。
これがたとえば、ジャケットとズボンで分かれているタイプのものだと、「原付の横に立って、足元に気を配りながらズボンを履く」という作業が発生します。
これがもう、本当に不快!!
濡れたくないから早くズボンを履きたいのに一旦靴を脱がないと履けないし、スカートを履いた上にズボンを履くと中でグシャグシャになるし、テンションが下がるなんて次元の話ではありません。
ポンチョタイプのレインコートなら、脱ぎ着にかかる時間は5秒で済みますし、ボトムスも選びません!
原付用のレインコートは、セパレートタイプより、圧倒的にポンチョタイプがおすすめです。
レインブーツかさばる問題について
雨の日に原付に乗るときにいちばん困ったのは、レインブーツがすこぶる履きにくい!!ということです。
レインブーツは、もちろん通勤中はしっかり雨を防いでくれてよいのですが、原付から降りたときにパンプスなどに履き替えるというひと手間が必要でした。
レインブーツのままで一日仕事をするのも不快だし、なによりちょっとかっこわるいので……。
しかも、私の働いている職場には個人用のロッカーがなく、濡れたレインブーツは原付の足元に置きっぱなしにするしかありませんでした。
更には、突然の雨に備えて毎回レインブーツを常に携帯しておくのも困難です。
膝下まで覆えるタイプのしっかりしたものはとってもかさばり、原付の荷物入れにも入らないので、専用のバッグやビニール袋などに入れておく必要があります。めんどうすぎる……。
足元は靴を履いたままシューズカバーを装着!
この、
- パンプスとレインブーツの両方を持ち出さなければいけない
- 脱いだあとのレインブーツの処置に困る
というふたつの問題をクリアしてくれるのが、↓こういうタイプのシューズカバーです。
端的に説明すると、パンプスやスニーカーを履いたまま、かぶせるように装着でき雨濡れが避けられるという画期的すぎるアイテムです。
膝下くらいまで覆えるタイプのものを選べば、レインコートから垂れた水滴が足元に流れ込みません。
使わないときは小さくたたんで専用ケースに収納でき、原付の荷物入れに常備しておけます。
このカバーを履いたまま長距離を歩くのには向きませんが、原付を乗り降りだけならなんの支障もありません。
急な雨に降られても足元はまったく濡らすことなく、かさばるレインブーツを履いていく必要もなくなり、快適な原付ライフを送れています。
原付通勤は慣れるとすこぶる快適です
雨対策さえしっかりしてしまえば、現在住んでいる高知県は積雪もないし、台風でも来ない限りは問題なく出勤できます。台風が来たら休みます。笑
原付通勤にしたことで、通勤費は半分以下にすることができました。
自家用車は現在、同居人が通勤で使っているので手放せませんが、将来的には地方暮らしでも車を持たない生活をすることも可能だと考えています。そうなったら年間十数万単位で節約ができる!!
なにより、原付通勤はすごく身軽だし小回りがきくし、バイクに乗って移動するのも楽しいです。
原付通勤に慣れてしまうと、自分ひとりの移動のためだけに、自家用車を1台動かすのがなんとなく非合理的に感じられます。
特に今ぐらいの、夏が終わりだんだん涼しくなってきて風が気持ちいい時期などは、車に乗って通勤するだなんて二重の意味でもったいない!!
「自家用車を手放したいけど通勤には必須なんだよなぁ……」と諦めモードの方は、一度原付通勤を検討してみてもいいのではないかと思います!