Baselog -生活と家計の改善のログ-

週休5日を夢見る派遣社員。

月5万円でも不自由なく暮らせる理由。生活にかかるコストと、生活の満足度は比例しない

 

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無職になってからというもの、年金・健康保険料を除く生活費は5万円台で安定しています。

ちなみに、在職期間中の生活費の平均額は、ざっくり6万円台でした。

 

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月5万円の生活だろうと10万円の生活だろうと、やれることは同じ

 

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生活費が月6万円台だった頃と、月5万円台の現在とで、生活の満足度的なものが下がっているかというと、そんなことは一切なく……。

むしろ、生活費に毎月10万円以上のお金をかけていた頃と比べても、無職である現在の方が圧倒的に生活満足度は高まっています

毎朝アラームに起こされなくていいとか、そもそもやりたくもない仕事をしなくていいなどのメリットの方が格段に大きく、QOLはうなぎのぼり状態と言っても過言ではありません。

 

ちなみに最近は友人とTRPGで遊ぶのにメチャメチャはまっていまして、お金をほとんど使わずに趣味に没頭できています。

他の私の趣味といえば、

  • 寝ること
  • YouTubeを見ること
  • ブログを書くこと
  • ゲームをすること
  • 本を読むこと
  • 散歩をすること
  • 掃除や部屋の片付け
  • 捨て活

このあたりのもので、どれもこれも低コストで長時間楽しめるものばかりです。

正直なところ、お金よりも時間がもっともっと欲しい!ぜんぜん時間が足りない!!などと思ってしまっています。贅沢。

 

 

生活費を2倍多く支払ったからといって、2倍寝られるわけではない

 

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仮に、生活にかかるコストを倍にしたからといって、

  • 睡眠時間が倍になるわけではない
  • 視聴できるYouTubeチャンネルが倍になるわけではない
  • ブログが倍速で書けるわけではない(そうだったらいいのにな)
  • ゲームにかけられる時間が倍になるわけではない

……というのが実際のところです。

 

「いや、ゲームは1本しか買えないところを2本買えるだろ」と思われるかもしれませんが、ここで強調したいのは、1日のうちゲームに没頭できる時間は有限であり、倍の値段の生活費を支払ったからといって、余暇が増えるわけではないということです。

世の中のたいていのものはお金で買えますが、”余暇=自由に使える時間”は、一概に、お金をつぎ込めば買えると言いきれるものではありません。

たとえば仕事や家事の時間を減らすとか、睡眠時間を削るとか、いっそ無職になるなどして”自分の時間の使い道”を変えない限り、自由に使える時間は増えません。

 

生活にかかるコストと生活の満足度は必ずしも比例しないし、生活の満足度を左右するのはお金ではなく”余暇=自由に使える時間”である、というふうに考えています。

私のような無職にとっては、生活費は減らせば減らすほどに貯金を長持ちさせることができるという点においても、生活費を必要以上に膨張させるメリットはありません。

 

 

”倍の生活費で叶えられる幸せ”に期待しない

 

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生活費を多く支払ってできることといえば、

  • 今よりも都会の広い家に住むことができる
  • 今よりもたくさん外食ができる
  • 今よりも服やインテリアにお金をかけられる
  • 原付バイクではなく自家用車で移動できる
  • 毎週のように旅行ができる
  • 最新のiPhoneが出るたびに買い替えられる

……せいぜいこの程度のことです。

 

そして、以前はこういったことにお金をかけていたし価値を感じてはいたものの、現在はそれ自体にそれほど価値や幸福感を感じないと思うのが正直なところです。

先述したようなお金をかけなくても楽しめる趣味がいくつかあり、それに熱中していられる間は充分幸せを感じられています。

なので、いわゆる”衣・食・住”にかかわる生活満足には、もうそこまでお金をかけなくてもいいかもな、という結論に至っています。

 

 

引きこもり耐性があれば無敵の人生を送ることができる

 

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特にコロナ禍においては、家の中でできる娯楽をいかに楽しめるかが生活満足度に直結するということについて、改めて考えさせられました。

外食よりも自炊のほうが低コストだし健康的だし美味しかったとか、毎月旅行ができなくても近所の海に自転車を漕いでいくだけで楽しかったとか、化粧品や洋服にお金をつぎ込んでまで見栄を張る必要がなくなった……など、満足に外を出歩けなくなって、自分のお金の使い方について見直すきっかけになったという人も多いのではないでしょうか。

 

外出をしなければ、生活費は露骨に下がります。

外食や飲み会の機会、素敵な服や化粧品や雑貨を目にする機会、旅行や観光をする機会が下がれば、支出が下がるのは当然のことです。

家の中が快適であればむやみやたらに外出して散財する必要はないし、気分転換がしたいだけなら近所を散歩でもすれば、充分気分は切り替えられます。

そのこと自体の向き不向きや、あるいは日本経済に対する影響の良し悪しなどはあるにしろ、家の中に引きこもれば引きこもるほど、生活に必要なコストは下がるのは紛れもない事実だと思います。

 

 

お金がたくさんあれば幸せに生きられるとは限らない

 

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たとえば「資産が○千万円あります!」とか、「年収○千万円の配偶者と結婚できました!」とか、「株の配当金が毎月○十万円もらえるのでFIREしました!!」といった話はとても華々しく羨ましく聞こえるし、幸せそうでいいな~と思ってしまいがちです。

もちろんそういった経済的な余裕によって得られる幸せもたくさんあるのだとは思いますが、それと同じかそれ以上に、経済的な余裕がなくても得られる幸せというものも存在するはずです。

そして、週5日×1日8時間も働いて、少しずつ資産を貯めてFIREするよりも、低コストで長時間楽しめる趣味をひとつかふたつ見つけることの方が、はるかにイージーだと思います。

 

 

生活コストが低ければ、人生はイージーモードに突入する

 

月5~6万円だけ稼ぐことができれば毎日無理なく、楽しく暮らせることがわかっていれば、必要以上に貯金や投資などをして資産を蓄えておかなければ!と焦る必要もありません。

焦燥感や仕事によるストレスなく、シンプルに自分の食い扶持のぶんだけ自分の力で稼ぎながら、ありあまる余暇を楽しむ生活は、想像以上に快適だし楽しいものです。

そのような生活を安定的に送ることができるようになれば、それはもう勝ち確状態であると言っていいでしょう。

私も一刻も早くその高みに辿り着きたいものです……。

 

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(※先は長い……)