退職にあたりありがたいことにいろいろプレゼントをもらったけど、ダントツに嬉しすぎたのがこれ pic.twitter.com/tbrvl0XIbt
— アコヲ@Baselog (@baselog_030) 2021年3月31日
派遣仕事の契約終了記念(?)に、同じ部署だった人と、出入りの業者の人から、ガソリンボトル(ガソリン携行缶)をいただきました。
このガソリンボトルをくれたのは、どちらも職場までバイク通勤(でかくてかっこいいやつ)をしているお二方で、よく3人でバイクの話で盛り上がりました。
私は実家にもらったボロボロの原付を、車が使えなくなったので仕方なく乗って通勤しているというショボすぎる立ち位置でしたが笑、バイク好きの人の話を聞くのは楽しかったです。バイク好きの人はたいてい旅行好きも併発していますし。
派遣契約が終わり仕事を辞めたら原付旅行に出かけようと計画していることも話題にしていて、そのなかで私が、
「通勤中ですらうっかりガス欠寸前になってしまうので、長距離移動に不安しかないっス」
というような話をしていたのを覚えていてくれたのだと思います。
アルミの質感がミニマルでかっこいい!最高!
最終出勤日、「バイク部一同より」の名義でこのガソリンボトルをもらった時は、本当にうれしくて飛び上がって喜びました。笑
家に帰りワクワクで開封してちょっと泣いてしまったくらいうれしかったです。
会話の中でほんのちょっと話題になった相手が欲しがっているものをしっかり覚えていて、こういった節目にさらりと贈れるというのは粋だし、かっこよすぎますね。
私もそういう大人になろうと思います。もう遅いかもしれないけど……。
ガソリンボトルとは
ガソリン携行缶の存在は知ってはいましたが、バイクでも持ち運びできるサイズのものもあるということをバイク部に教えてもらって初めて知りました。
もらったのは750mlのサイズで、1Lのものよりもひと回りスリムなもののようです。
原付バイクなら燃費もよいので、緊急避難的に20~30kmほど走りたい場合はこのくらいの容量で充分とのこと。
2Lくらいのものになるともう原付の小さい荷物入れには入らないぐらいのサイズ感になるので、 原付乗りには750mlが最適だと思います。
原付の荷物入れにすっぽり収まります
※収納ポーチにカラビナついてるの地味に嬉しい。
ペットボトル1本分くらいのものですので、一般的な原付バイクならシート下の荷物入れに難なく収納できるサイズ感です。
私が乗っている原付の場合、このボトルとレインウェアとヘルメットがラクに収納できました。
レインウェアをしっかりコンパクトにまとめておけばもう1本くらい入りそうかも……というかんじなので、必要があれば自分で同じものを買い足そうかな~と思います。
自分でボトルに給油ができない
ボトルへの給油はかならずガソリンスタンドで、従業員の方に入れてもらう必要があります。
給油の際に身分証明書の提出を求められることも多い様子。このあたりは近年いろいろ物騒ですから仕方がないですね。
セルフでないガソリンスタンドで、バイク本体に給油してもらうついでに「携行缶に給油してもらうことできますか?」と一声かけたところ、快く給油してもらえました。
ちなみに、消防法に適合していないガソリンボトルでは受け付けてもらえないので注意が必要です。
※ガス抜き必須
ガソリンは非常に揮発しやすい液体なので、いざタンクに給油しようとボトルの蓋を開けると、圧力でガソリンが噴出してしまうことがあります。
- 開けるときはまずゆっくりとガス抜きをする
- 長期間ガソリンを入れたままで保管しておかない
……など、使用に際しては充分注意する必要があります。もちろん火気厳禁です。
あるとないとでは安心感がケタ違い!!
バイクは万が一ガス欠になったとしても、車とちがって手押しで移動できるのがよいところではあるのですが、それでも重い車体を何キロも押して歩くのはゾッとします。
最悪のパターン、山道でガス欠してしまったら、バイクを押しながら登るというのは不可能に近いですし。
ガソリンボトルがあることで、もしガス欠になったとしても最寄りのガソリンスタンドくらいまでの保険にはなると思うと、安心感がケタ違いです。
しかし、こんなペットボトル1本ちょっとくらいのガソリンで何十キロも走れるのだから、原付ってつくづくお財布に優しい、おもしろい乗り物です。
このガソリンボトルを常備して、原付で日本中をブイブイ走りまわろうと思います。
本当にいいものをもらってしまったな~。