冬がやってきますね!!(冬好き)
肌断食をはじめてしばらくの間は、冬は乾燥にさらされて、肌がカサカサのシワシワになるのではないかとすごく不安でした。
しかし、実際に「冬の肌断食」を実践してみると、冬は夏よりもはるかに過ごしやすい季節であるように感じられます。
もはや冬は肌断食のボーナスタイムであると言えるのではないか、と思います。
肌断食をはじめて、冬の乾燥を感じなくなった
肌断食1年目の頃は、寒くなってきて乾燥してくると、お風呂あがりなどに顔がつっぱるような感じがしていました。
どうしても気になる時はワセリンを薄く塗ったり、マスクをしたりといった対策をとっていました。
が、肌断食も5~6年目ともなると、夏と冬で肌の乾燥度合が異なるというようなことは、ほぼなくなりました。
石けん洗顔後のお風呂あがりなどに多少肌のつっぱりを感じても、寝る頃~翌日にはほとんど気にならなくなっていることが多いです。
もはや、近頃では「肌が乾燥する」という感覚いったいどういうものだったか思い出せないほど。
毎日、お風呂上りに慌てて化粧水をはたいて水分補給をしていたのは、あれは本当に効果があったのだろうか……?と疑問に思うばかりです。
日焼け止めもファンデーションもなし、洗顔はお湯だけ
夏のように紫外線対策に躍起にならなくてすむので、冬は肌のお手入れも楽です。
実際は紫外線は年中降り注いでいるので、日焼け止めは季節にかかわらず毎日つけたほうがいい……という話も、よく聞きます。
が、美白によほどのこだわりがあるわけではないのなら、個人的には紫外線よりも”日焼け止めが肌に与える影響”のほうを避けたほうがいいような気がしています。
冬でも真昼間に長時間外を出歩いたり、アウトドアを楽しむということであれば日焼け止めは必要かもしれませんが、「日の光を浴びるのは朝晩に通勤するときだけ」というような生活環境であれば、冬の日焼け止めは不要です。
日焼け止めやファンデーションは塗らず、メイクはお湯で落とせるものだけを使っていれば、毎日の洗顔は「お湯洗顔」だけで充分です。
私は最近ではアイライナーはあまり多用せず、お湯でするっとオフできるマスカラを多めに盛って、「一応、化粧をしているのがわかる」程度のナチュラルメイクで済ませています。
肌断食をはじめて以降、一番楽なところに落ち着いているな~と思います。
肌断食をはじめて、「冬の保湿」から解放された
肌断食をはじめる以前は、冬は魔の季節でした。
冬といえば肌の乾燥、肌の乾燥といえば冬、というくらい、冬=保湿をしなければやっていけない季節という認識でした。
以前は冬の間は日焼け止めこそ塗らないものの、ファンデーションをかるく塗って、アイメイクをしっかりしていました。
そうすると”メイク落とし→洗顔→保湿”という一連の流れを、お風呂あがりの度に毎回こなさなければいけなくて、それだけで疲れてしまっていました。
しっかりメイクと保湿をやめた今となっては、冬は紫外線弱いし汗かかないし、空気が冷たいおかげで毛穴は閉じるし、最高の季節です。
もちろん部屋の中も外も乾燥しているぶん塵や埃が舞っているため洗顔は必要ですが、ぬるめのお湯でさっと流す程度でも充分スッキリします。
もうずっと冬だったらいいのに……(日焼け止めキライ)
「冬こそ保湿」は本当か??
空気が乾燥する冬は保湿も念入りにしなければいけないという印象ですし、現にそのように主張するメディアは多いようにも思います。が、その風潮については、個人的にはかなり懐疑的です。
外気が乾燥しているから、肌から失われるだけの水分を与えてあげなければいけない、という理屈なんでしょうけど、あとから大量の水分を肌に叩き込んだところで乾燥するものはするような気がします。
朝から晩までひっきりなしに保湿していればそれは話は別かもしれませんが、そんなことができるほどの余裕はないわけで……。
そもそも、肌にもともと備わっている水分は、ちょっと外気が乾燥したくらいでは、肌から揮発して逃げていったりするようなものではないはずです。
そんなことになったら冬の間中、老若男女問わずお肌カッサカサになりますよね。
乾燥による肌の水分量の低下がそんなに深刻なものなら、なぜある一定層の年齢の女性にばかり化粧品による保湿が推奨されているのでしょうか。
私個人の感想としては、重要なのはもともとの肌質と生活環境だと思っていて、後づけで肌に直接与えるものはあんまり重要視していません。
だからもっと睡眠の質とか食事の質とか新陳代謝とか運動不足とか、改善しなきゃいけないことは山ほどあるのは分かっているのですが、なかなかこれが大変……。
むしろ化粧水を叩き込む方がよほど簡単なんじゃ……と思うほどです。
高い化粧品を使うより生活改善!をモットーに、「日焼け止めのいらない季節」を楽しみたいと思います。