Baselog -生活と家計の改善のログ-

週休5日を夢見る派遣社員。

結局「もしもの時のための備え(貯金)」はいくらあればいいのか問題

 

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無職もあっという間に半年が過ぎて、貯金をガシガシと削る生活をしています。

 

 

 

 

無職デッドラインを設定する

 

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このまま順調に貯金が減っていき底を尽きたらその時点で生活ができなくなってしまうので、「このラインよりも貯金が減ったら働きはじめなきゃな〜」という金額を決めています。

その金額は現金100万円です。

投資している資産もあるにはありますが、長期投資を目標としているため、証券口座のお金に手をつけるのは現金が底を尽きて本当に困窮したら……という自己ルールにしています。

(余談ですがつみたてNISAの枠いっぱい、最低でも年間40万円は現金口座から証券口座に吸い取られていくので、実際の現金貯金の減りはかなり早いです……)

 

現金100万円は生活防衛資金として確保しておき、そのボーダーラインを割らない限りは快適無職生活を継続していくという計画です。

 

 

生活防衛資金は100万円もあれば充分

 

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毎月の生活費としてどのくらいの支出があるのかが把握できているので、すぐに動かせる現金が100万円もあれば、ある程度は安心して暮らせるということが分かっています。

現在の私の生活費は、固定費・変動費・保険料などすべてコミコミで8万円台。保険料を除けば5万円台です。

100万円の現金があれば1年間は余裕で暮らすことができるので、もし仕事をしなければならなくなったとしても、ゆっくりと時間をかけて職探しをすることができます。

 

 

「大きな病気」にも対応可能

 

また、仮に入院が必要な大きな病気をしたとしても、かかる費用は健康保険制度の一部である”高額療養費制度”のおかげで、月10万円程度に抑えることができます。

これは過去に手術+1週間程度の入院をした実体験に基づいているため、金額的にはそこまで的を外れてはいないハズです。

 

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更に、住民税非課税世帯で、かつ健康保険料を納めていれば、必要な金額は35,000円(+α)程度にまで下がります。医療費安すぎる……。

入院をしている間は生活費が減るので、最悪半年くらい入院しなければいけないような大きな病気をしたとしても、100万円の現金があればなんとか対応できます。

 

 

「やりたいことをやれる」というボーナスタイム中

 

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逆を言えば、現時点では、100万円程度の現金があればそれ以上の貯金を残す必要はないのかも……ぐらいにも考えています。

仮に現時点で200万円の現金貯金があるなら、100万円を生活防衛資金として確保して、残りの100万円で好きなことをしたり欲しいものを買ったりしてもいいのではないかという考えです。

 

私が今やりたいことといえば、

  • 日本一周旅行をする
  • パソコンやスマホ、カメラなどへの機材投資をする
  • 地方の空き家を買う
  • バンライフができるような自家用車を買う
  • 好きなことや得意なことで収入を得られるようにがんばる

などなど。

無職でひたすらフラフラするというのもその一部ではあるのですが、ずっと「やりたい」と思っていたこれらのことに、手持ちのお金をベットするのもぜんぜんアリな選択肢だなと思っています。

 

無職期間というのは、フルタイムで働いていたらなかなかできないようなことに思いきり取り組める、絶好のチャンスでもあります。

時間的な余裕がたっぷりとあるため、今までお金を払って外注していたようなことを自己完結するための訓練もできるし、そうして節約したお金を自己投資に充てることで、在職中よりも効率的に「やりたいこと」に取り組むことも可能です。

 

 

現金100万円以上のお金は貯めていても仕方がない

 

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現状、100万円以上の生活防衛資金はあっても仕方がない……と言いますか、そんなにたくさんの現金を保持していたとしても、これといった使い道が思いつかびません。

子どもができたときの教育資金にとか、あるいは老後に備えるといった使い道が一般的なのかなとは思いますが、そういった用途としてアテにするにはあまりに少額すぎて心許ない。笑

そうなったらまた以前のようにフルタイム労働に復帰して、手取りの半分ほどを貯蓄に回す生活に戻るのが現実的かなと思っています。

(※が、できればもう週5労働はしたくないというのが本音……)

また、そのような大きなお金が必要になったときのためにこそ長期投資をしているので、いざとなったら証券口座に入っているお金を引き出して充てこむという手もあります。

 

もちろん、貯金が多ければ多いほど、現在の快適な無職生活を長引かせることは可能です。

なので、貯金を減らすスピードをもっと緩やかにしていき、最終的には収支のプラマイを限りなくゼロに近づけられるような方法については積極的に模索していきたいと思っています。

とはいえ、もう以前のようにフルタイムで必死に働いて、貯金残高を1円でも多く残せるようにと躍起になる必要はないのかな……と感じています。

 

 

”減らし方”を考える

 

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このままだと、今までやりたかったことに着手できないまま無職資金が底を尽きそうなので(まあそれはそれでやりたかったことではあるのですが……)、生活防衛資金の100万円は手元に残しつつ、なにか自己投資的なことをしてみるのもいいのではないかと考え中です。

効率的な貯金の方法についてはなんとなくわかってきたので、次はそのお金をどうやって運用していくかについてちゃんと考えるべきフェーズにいるのかなぁ、なんて考えています。

 

優先順位としては、

  1. 少額でもいいので、趣味や得意なことを収益化できるような方法を見つける
  2. 家賃のかからない生活実現のため、空き家購入
  3. 自給自足やオフグリッドなど、自己完結型のライフラインの構築

……このあたりを頑張っていきたいなと考えているところです。

 

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