Baselog -生活と家計の改善のログ-

週休5日を夢見る派遣社員。

脱・サザエさん症候群。人生から”仕事に行きたくなくて気分が沈む時間”を排除したい。

 

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派遣事務の仕事をはじめ、平日・週5日・9時-17時の労働をするようになって、見事なまでのサザエさん症候群にかかりました。

サザエさん症候群とは、日曜日の夕方のサザエさんのアニメ放送がはじまる時間帯になると、”休みの終わり”を連想して憂鬱になるというアレです。

 

私も、(テレビがないのでサザエさんを見ることはないものの、)日曜日の夕方になると次の日の仕事が憂鬱で、ごはんを食べるのもお風呂に入るのも、ダラダラとYouTubeを見たり本を読んだりするのも、もうなにも楽しくないし身が入らない……という状態に。

身が入らないどころかなにもしたくないしなにも食べたくない、どこにも行きたくない……という心境で、日曜日の夕方~寝るまでがまるまる”無”の時間になりがちでした。

それでも頭の中では次の日の仕事の段取りを考えてしまったりして、厄介なタスクや会いたくない人の顔などがずっと頭の隅の方に鎮座して、「うわーいやだなー」「明日行きたくないなー」となり、ずーっとモヤモヤしていました。

 

 

 

 

月曜日より日曜日のほうがつらい

 

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嘘か本当かはわかりませんが「会社員の自殺がいちばん多いのは月曜日の朝」などという説があるぐらいなので、月曜日が憂鬱なサラリーマンは世の中にたくさんいるのだと思います。

世界的にも”ブルーマンデー”というフレーズがあったりと、月曜日に仕事に行きたくなくなる現象は(仕事ギライな人にとっては)万国共通です。

 

私個人的には、どちらかというと月曜日の朝よりも日曜日の夕方がしんどいです。

月曜日の朝の段階ではある程度の”諦め”のような境地に至って、何も考えずにとりあえず出勤するということができます。

が、日曜日の夜などは、まだ仕事が始まってすらいないのに仕事のことをつい考えてしまうというのが、なんともイヤな気分にさせられます。

 

仕事のことは考えないようにしよう、まだ休みなんだから休みを楽しもうと思っても考えちゃうものは考えちゃうし、イヤな気分がどこかに吹き飛んでくれるようなインパクトのある出来事も、そう起こるものでもありません。 

仕事内容がそこまでキライでなかったとしても、職場の人間関係がおおむね良好だったとしても、月曜日がはじまれば1日8時間×5日分の時間拘束がされると考えると、なんだかもうなにもかもイヤになってしまうのです。

 

 

”エンジンをかけようとする心の準備”が負荷を与えている気がする

 

日曜日の夜を乗り切ってさえしまえば、平日はそこまで憂鬱な気持ちのままいつづけるということもないので、今日までなんとかやってこれています。

例えるなら、月曜日の朝からの仕事に対するアイドリングが日曜日の夕方からはじまり、翌日からの仕事の準備のために、脳みその半分以上が常に稼働しているような状態です。

仕事の内容をある程度予行練習しておくことで、翌日からの実作業をスムーズに行うための作用なのかもしれませんが、とはいえ月曜日の朝からフルスロットルでバリバリ仕事ができるかというとそんなわけでもないという……。

 

つまり私は、日曜日の夜の”仕事の前日の、気持ちの準備”にはほとんど何の意味もないにもかかわらず、ただただ精神に負荷をかけているだけのムダすぎる作業を、毎週毎週行っていることになります。

 

 

サラリーマンを続けている限り解決方法はない。

 

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この”サザエさん症候群”、本当に律義に毎週のように陥っているので、最近ではもう回避することは不可能なものと割り切って諦めてしまっています。

本当につらい時はなんにもやる気がしなくなるのでおとなしくベッドに横たわり、ダラダラとスマホを眺めたり早々に就寝してしまいます。

まかり間違っても積ん読を消化しようとか、ブログの作業をしようとか、晩ごはんをしっかり作って食べようなどということはしていません。笑

そうやって省エネモードに突入することで、月曜の朝にちゃんと起きて出社することができるなら、そのダラダラはもう”必要なコスト”と言えます。

 

平日9時-17時の仕事をしている限りこの宿命からは逃れられません、が、派遣契約終了間際になって思うことは、やっぱりこの時間の使い方は、あまりにもったいなすぎるということです。

 

 

人生は短い。憂鬱な時間は少なければ少ないほどいい。

 

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よくよく考えてみれば、そのような状況では、ただでさえ短い休みの1/4ほどが実質休みでなくなっているという実態があります。

仕事のことを考えながらションボリとしたりふて寝したりするのは、最早休みとは言えません。

私はスマホをダラダラ見たりゴロゴロゲームをしたりYouTubeを見たりするのは好きだし、時間のムダとも思わず罪悪感を抱くこともなく無限にダラダラできます。

が、頭の隅に「仕事行きたくないなー」という気持ちが居座ったままでは、そんなダラダラも100%楽しむこともできません。

ただでさえ労働が嫌いで、平日はつらい気持ちを誤魔化し誤魔化しロボットのような暮らしをしているというのに、休みの日までつらい気持ちになるのは、なんだかとってももったいない、と思います。

 

 

今後は週2日以上は働きません!!

 

かれこれ数年がかりで生活コストの最小化をすすめていき、直近の2019年には、月の生活費を6万円台まで下げることができるようになりました。

 


毎月の生活費が6万円台前半ぐらいまでであれば、ちょうど時給1,000円のアルバイトで週2日間働いたときの収入と支出がトントンぐらいになります↓

 

時給1,000円×8時間×2日間×4週間=64,000円

 

もちろん、生活費以外にも税金や保険料を払ったり、病気やケガなどの”もしもの時”のために蓄えもしなければいけないので、週2日労働ですべての出費をまかなうことはできません。

もっと生活費を下げるか、労働日数を増やすか、他の収入減を見つけるか……などいずれかの方法をとらなければいけません。が、それでも、もう、たった週2日の労働で、生活費を(ある程度)まかなうことはできてしまうという事実は、この上ない安心感を与えてくれています。

 

週にたった2日の労働であれば、仕事の前日の落ち込みもかなり軽減されるような気がしています(実際めちゃめちゃ落ち込んでいたら笑えますが)し、1~2日働けばまた休みがくると思えば「ちょっとくらいは働いてもいいかな」という気になれるはずです。

ということで私はもう週5日労働とは永久に無縁の生活を送ろうと、決心を固めています。

 

 

 

人生から”ムダな時間”を排除する

 

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これまでの週5日労働では、収入から生活費を差し引いた余剰金(貯金)は増えはすれど、圧倒的に余暇(時間)が不足していました。

もちろん貯金は、将来への備えや、欲しいものを買うための準備金として必要なのは間違いありません。

が、それは平日のほとんどを労働に費やし、たまの休みにすら憂鬱な気持ちになり、いろんなものを犠牲にしながらでもやらなければいけないことなのか……ということは、私のここ最近の最大の疑問です。

 

少なくとも自分ひとり分の生活費を稼ぎ、健康に楽しく生きていくだけなら、そこまで働かなくてもなんとかなります。

週2日の労働は生活していくうえでは”最低限必要な労働”であり、それは少しも”ムダな時間”などではありません。

現時点では、最低でも月6万円程度は稼がないとごはんが食べられず生きていけないので、ムダだなどと言っていられる場合ではないためです。

 

しかし、

  • 仕事に行きたくなくて落ち込んでいる時間
  • 翌日の仕事の内容をシミュレートする時間
  • ただただ貯金額を増やすためだけの、余剰な労働時間

こういった時間は、私にとっては限りなく時間のムダ遣いに等しいと言えるので、今後は自分の人生から積極的に排除していく方針です。