無職しながらお金稼ぐの楽しいです。
雇われ労働では、仕事が楽しいとは思えなかった
2021年3月まで派遣事務として働いていたときは、仕事が憂鬱で、「働くのってぜんぜん楽しくないなー」と思っていました。
職場の人間関係は良好だし、残業も休日出勤もないし、体力的&精神的負担もそれほどないというイージーすぎる状況ですら、「楽しくないなー」と思ってしまっていました。
楽しいことは仕事が休みの土日にしか存在しないし、労働はあくまでも自分の時間を時給に換算したもので、 そもそも楽しいとか楽しくないとかの次元にない状態。
労働は収入を得るために仕方なくすることであり、毎日定時のあいだは席に座ってルーチンワークをこなして業務が滞らないようにするために雇われているし、それを評価されてお給料をもらっている、という感覚でした。
働かないのは楽しい
派遣事務の仕事が契約満期で終了し、無職になって仕事に行かなくてもよくなり、毎日が天国のように楽しく、気楽です。
- 毎朝早起きしなくていい
- 通勤のために時間とお金を浪費しなくていい
- 上司に突然、謎の業務を振られなくていい
- 同僚に気を遣わなくていい
- だるいときや病気の時は体調が回復するまで横になっていていい
- ヒマで死にそうでも忙しいフリをしなくていい
- ストレスを溜めなくていい
- ストレス解消のための浪費をしなくていい
- 自分の余裕や優しさを犠牲にしなくていい
- 家事をないがしろにしなくていい
- 休日に仕事のことを考えてイヤな気持ちにならなくていい
あまりにも楽しくてもう一生無職でいたいと思っています。
働く(お金を稼ぐ)のは楽しい
しかし、「無職って最高だな」と思うのと同じぐらい、自分の好きなことでお金を稼ぐのが楽しいと思えるようになりました。
私自身は、今のところ自分の力で稼げている金額は本当に微々たるものですが、それでも「死ぬまでこうやって働いて暮らしていけたら、どんなに楽しいだろうな」と思います。
会社に雇われない、フリーランス的な働き方には多くのメリットがあります。
- お金が稼げれば毎日の生活費が確保できる
- 生活費が確保できればそれ以上は働かなくていい
- ”どうやったら自分の好きなことでお金を稼げるか”を考えるのが楽しい
- 収入がアップしたときの達成感ややりがいが、サラリーマンとは段違い
- 働くことが趣味の延長線上にある
- 個人事業主であればひとりで働いてひとりで稼げる
- ひとりで働けば、起きる時間や寝る時間、休日を好きに選べる
- いっしょに働きたい人がいるなら協働したらいい
- ”雇われ労働者に戻りたくない”というモチベーションがある
- もし稼げなくなっても、”雇われ労働者に戻ればいいだけ”という安心感がある
自分ひとりの力でわずかでもお金を稼いで、それを生活費に充てて健康に暮らし、また自分の好きなことや得意なことでお金を稼ぐ……という生活には、お金そのものには代えがたい、楽しさがあるように思います。
試行錯誤そのものが楽しい
自分にあったお金の稼ぎ方を模索する過程で、「もっとこうしたらうまくいくんじゃないか」と試行錯誤することも楽しいです。
意識高い系の人が好む、”人生に失敗は存在しない”というフレーズも、あながち間違いでないと思います。
結果的に、時間をかけたことややったことが収入に結びつかなかったとしても、「このやり方では稼げないんだな」という知見を得ることができるという点で、失敗は存在しません。
- 実際にやってみることで、自分の性格的にあわない仕事だということがわかる
- 時流に乗り遅れていて、効率的には稼げないことがわかる
- そもそもその仕事に対する才能が欠如していることがわかる
挫折のケースはいろいろあれど、どれもこれも実際にやってみなければわからないことばかりです。
しかも、あまりコストをかけすぎず小さく始めていれば、致命的な損失にはならないという点でも、”失敗”と言えるほどのダメージにはなりえません。
本当にどうしようもなければ、雇われ労働者に戻ればいい
どうしても自分ひとりの力では満足な収入を得られない、生活を成り立たせられるほどには到達できない可能性は、無職である以上、常につきまといます。
それでも、収入や貯金がなくなったらすぐに飢え死にすることはほぼ100%ないと思っていいです。
日雇い労働や短期間の派遣労働でとりあえずの食い扶持を稼ぐことは可能だし、それができない事情あるなら、日本には生活保護などのセーフティネットがあります。
自分ひとりではどうしても稼げないのなら、潔く諦めて雇われ労働者生活に戻ればいいだけです。
それでも、生活費を安く抑えられてさえいれば、以前のようにがむしゃらに週5日・毎日8時間労働で消耗しなくても、もっと少ない労働日数・労働時間にダウンシフトすることができます。
収入アップや自分にあった稼ぎ方、働き方を模索するのと同時に、毎月の生活費を必要最低限までミニマムにすることで、人生の難易度は大きく下げられると考えています。
今後の目標は”あんまり働かずに暮らす”こと
私の個人的な今後の目標は、雇われ仕事は可能な限り避けて、自分の力で毎月の生活費(月5~6万円)を稼ぐことです。
「雇われ仕事辞めてフリーランスになる!!」とか「もう絶対にサラリーマンには戻らない!!!」みたいな意気込みはないし、するつもりもないのですが、ひとつ進みたい方向性のようなものが定まったのはいいことだったと思っています。
自分の生活のための必要経費くらい、自分の力で稼ぎたい
世間ではFIREやセミリタイア、あるいはサイドFIREやリーンFIREといったワードがトレンドです。
資産や預貯金の多少は別にして、そういった”会社に雇われない生き方・働き方”を目指している人に共通している意識は、
誰かに雇われて”やらされている仕事”にかかる時間を必要最小限に抑え、自分で決めた稼ぎ方で、自分の生活を成立させること
……なのではないでしょうか。
自分が「意味がない」と思うことには時間もお金も使わないし、大した意味もなく納得もできないのに慣習的に続いている規則や業務(いわゆる”ブルシットジョブ”)には一切加担せずともお金を稼ぐということができれば、きっと今以上に理想的な生活を送れるような気がしています。
……と、えらそうなことを言っていても成果が伴わなければ何の説得力もないので笑、とりあえずは毎月の収支の安定的な黒字化を目指して、細々とかんばっていきたい所存です。
(※まだまだ先は長い)