我が家では、冬の暖房にこたつを使っています。
しかしながら、以前の私は、こたつを忌み嫌っているといっても差し支えないほどのこたつアンチでした。
こたつを許すことができなかった理由
- 専用布団がほこり発生&集塵装置と化す
- 部屋の中でやたらと幅をとる
- 夏はジャマでしかない
- 市販の専用テーブルのデザインがちょっと……
- 床を傷めないためにカーペットが必要
- 床に座るためにクッション、座椅子なども必要
- ルンバが走らせられなくなる
- なんかもうとにかく見た目の存在感がむり
こういった数々の理由からこたつの存在を許すことができず、長年、冬は加湿器をつけながらエアコンで暖をとっていました。
転機は突然に
しかし!ある時、家電量販店に足を運んだところ、こたつのヒーター部分だけが売られているのを発見。
これを、もともとあったDIYでつくったローテーブルに取り付ければ、少なくとも、
- 夏場はヒーターを取り外して収納するだけでOK
- あんまり好きなデザインではない”こたつ専用テーブル”を新たに買わなくていい
……のではないかと思いつきました。
※実験台となった自作ローテーブル。
しかしまだ、カーペットや座椅子や専用布団が必要になること、掃除が大変なことは解決できていません。
「ベッドにのせればいいんじゃ??」という天啓
ヒーターだけならそんなに高額なものでもないし、布団は専用布団でなくても、寝具として使っている掛布団を使えばいいよね……ということで、こたつヒーターを導入して使っていました。
カーペットとして、これも寝具として使っている厚手の毛布を敷き、こたつを使うたびに掛布団を寝室から持ち出して、就寝時に毎回解体するスタイルです。
これなら毛布と布団を片付けて(ベッドに戻して)しまえばルンバも走らせられるし、こたつの設置しっぱなしによって埃の温床となることもありません。
そんなかんじで数日ほどこたつライフを送ったところ、ある時、
「よく考えたらわざわざ床に置かなくても、ベッドの上に置いちゃえばいいんじゃない??」
とひらめきました。
いわゆる”こたつベッド”状態にすれば、毎回毛布を床に敷く必要はなくなります。
更には就寝時に解体した時に、マットレス&掛布団がホカホカになっているというすばらしいメリットも……!!!
こうして、
- 掃除するときめんどう問題
- 専用品をわざわざ買わなければいけない問題
- 夏はジャマでしかない問題
これらの数々の問題をクリアしつつ、
- エアコンのように空気を汚さないので加湿器が不要に
- 電気代も格安に
- 冬場の寝入りばなの布団の冷たさも皆無に
……という数々の副産物も生み出し、快適こたつライフが送れるようになりました。
ただし使用中の見た目がヤバいです
こたつの持つさまざまなデメリットを取り払い、「あたたかくて電気代も安く、空気も汚さない」というメリットだけ享受できる、このこたつベッド。
唯一の難点は見た目がダメ人間製造機すぎてヤバいということです。
愛用の無印良品の通称”人をダメにするソファ”を組み合わせて使えば、ダメ感がマシマシに。
我が家はお客様がまったくと言っていいほど来ないので問題ありませんが、間違っても来客用には対応できません。笑
火事には注意!!
電熱器はオーバーヒートしないよう自動調節がついているタイプのものですが、一般的なこたつを使う際と同様の注意点は守る必要があります。
こたつの中に洗濯物を入れて乾かそうとしないとか、こたつから離れるときはスイッチを切るなどを徹底すれば、市販のこたつ(?)と同じように、安心安全にあたたまることが可能です。
真冬にしんどくならないために、こたつは必要不可欠
我が家はなにせボロアパートのため、なんなら外よりも室内のほうが気温が低いような日もあり、暖房器具は必須です。
しかし、私は昔からエアコンがとても苦手で、特に暖房は頭がボーっとしたり頭痛がしたり、その上足元は妙に冷えたりして、なんとなくメンタルも弱りがちでした。
暖房器具としてこたつを導入してからはそのような不具合もほぼ解消されて、ぬくぬくの状態でダラダラしたり、ゲームをしたり、ブログを書いたりといったことができるようになりました。
あまりに快適すぎて、もうこたつなしで冬を越せる気がしません。
私のように冬の寒さにメンタルやられがちの人は、(見た目のヤバさには目を瞑りつつ)こたつを導入するのがおすすめです!