無職の大事な大事な収入源、メルカリ。
私はもはやメルカリがなければ生活していけないほど、購入者としても出品者としてもメルカリにおんぶにだっこの状態です。
現代社会においては、もはやメルカリさえあれば楽しく生きていけると信じて疑っていないレベルの信者です。
(メルカリ歴5~6年ぐらいで評価回数が1200↑になりました)
そんなお世話になりすぎて足向けて寝られないほどのメルカリでなにを売っているのか、ご紹介したいと思います。
いつもメルカリで売っているもの
日用品のストック
これの売上がだいたい半分くらいです。
楽天市場やドラッグストアなどで安く・大量購入した日用品のストックを、メルカリに出品することで現金化しています。
うまくやれば、毎日使う日用品を安く手に入れつつ、メルカリの売上という収入を得ることができます。
仮に売れなかったとしても、自己消費ができるものしか買わないのでムダにはなりません。
とはいえ今のところ、在庫が売れなさすぎて全てを自己消費したことは一度もありません。
新品の日用品は、買う側にとっても購入のハードルが低いようで、人気アイテムの売れ行きは好調です。
大量購入すればポイントも大量に貯まるし、いわゆる”購買欲”みたいなものも満たされるなどメリットが多いです。
日用品のデメリット
- ものによっては重かったりかさばったりして収納を圧迫する
- 送料が高額になりかねない
- しっかり利益計算をしないと苦労が台無しに
- 発送作業がちょっと大変
読まなくなった本
メルカリで売れるもので、最もハードルの低いものが書籍です。
厚みが薄いので送料が安い(匿名配送で175円~200円)し、ある程度値段を下げれば即金性もあり、話題書や状態のよいものであれば必ず、いずれは売れていきます。
売れるまでは自宅の本棚に並べておけば在庫管理も楽だし、場所をとりません。本棚がそのまま古本屋の陳列棚になっているようなイメージです。
私は昔、古本屋をひらくのが夢だったのですが、メルカリのおかげでイニシャルコスト&ランニングコストゼロで古本屋経営ができています。笑
書籍のデメリット
- 手持ちの本が多いと出品作業が大変になる
- 商品説明欄で傷や汚れなど状態の説明をしなければ、クレームにつながる可能性があるので気をつかう
ゲームソフト
ここ数年、趣味のゲームは楽天のポイント支払いかメルカリで新品を購入し、ひととおり遊んだらメルカリで売却するというサイクルで楽しんでいます。
遊び飽きたら売ることがわかっているので、
- 買ったものが手元に届いたらすぐにパッケージを梱包して傷が入らないようにする
- 遊び始める前に写真を撮って、ほぼ新品扱い&相場よりもかなり割高の金額でメルカリに出品
- 飽きてきたりクリアしたら少しずつ出品価格を下げていく
こういった売り方で売却価格を高めに維持し、値崩れに巻き込まれにくいように工夫しています。
たまにガンガン現役で遊んでいる間に相場が高騰して売れてしまい、「まだ遊んでるのに……」と思いながら泣く泣く出荷作業に入ることもあります。笑
その場合は手数料や送料を含めても利益になることが多いので、落ち着いた頃にまた同じものを同じサイクルで購入します。
(小声:モンスターハンターなど世間的な注目タイトルは価格高騰しがちな傾向があります)
ゲームソフトのデメリット
- 売れやすい人気タイトルに詳しくないと、自分の持ち出しが多くなる
- 自分では遊ばない興味のないタイトルを転売して利益を出すのは、かなり難易度高め
- 自己消費前提なのでゲームをしない人は損をするだけかも
化粧品
化粧品もかなり売れやすいカテゴリのひとつです。
新品のものだけでなく半分以上使ってすり減ったものや、サンプル品などでも飛ぶように売れます。
化粧品はものによっては元値が数千円~数万円と高価なので、それをいつまでも死蔵して、最終的に捨ててしまうなどというのはあまりにもったいなさすぎます。
なんとなく惹かれて買ったもののほとんど使ってない、メイクボックスの肥やしになっているような化粧品は、どんどん出品してしまうことをおすすめします。
化粧品のデメリット
- 口紅なら先端を切り取ったり、アイシャドウならケースに付着した粉を拭きとったりといった手間がある
- プチプラコスメやノーブランド品は売れにくく、二束三文になりがち
インテリア雑貨
過去、インテリアや雑貨に凝りに凝っていて、日本各地のあらゆる雑貨屋で購入した”ちょっとよさげな雰囲気の雑貨”のようなものが大量にあります……。
現在住んでいるアパートにはもうほとんど置いていないのですが、実家が倉庫のようになっていて、捨てるに捨てられない雑貨たちが埃をかぶりながら放置されています。
大部分はごみとして捨ててしまいましたが、元値が高かったものや状態のいいもの、ちょっとめずらしいデザインのものなどは、きれいめに写真を撮ってメルカリに出品しています。
めずらしい雑貨のようなアイテムを収集している人はお金に糸目をつけない傾向があるので、わりといいお小遣い稼ぎになります。
なんなら元値の2倍、3倍の値段をつけても即売れしてしまったものなども……。
中には海外旅行で購入して思い入れがあるのに、なかなか手放せずに思い悩んでいたものなどもあるので、気に入って活用してもらえる人のもとに旅立ったと思うとなんともいえずスッキリとした気持ちになれます。
インテリア雑貨のデメリット
- 生活圏内に在庫を保管していると、だいぶジャマ
- なかなか売れずにストックがひたすら増えていく危険性あり
- いざ手放すとなるとちょっと切なくなりがち
貰い物・引き出物
すいません。笑
誕生日、クリスマス、退職時などにもらうプレゼントは意外と売れますし、メルカリで検索してみるとものすごい数の”いただきもの”が出品されていることがわかります。
引き出物のカタログなども「なにひとついらない~~!!!!」となることが多いので、比較的現金化しやすいものをもらって新品のまま出品してしまいます。
特に、派遣事務の仕事を辞めたときにもらった入浴剤やハンドクリーム、ハンカチなどはよく売れました……(すいません!!)
こういったタイミングで微妙な距離感の人からもらうものは、自分の趣味や生活スタイルにマッチしないものが多いので、あまりためらわずに現金化してしまうことが多いです。
そうしたところで、そのものをくれた人とはもう二度と会うこともないことが多いため、罪悪感も少なめ。
元手ゼロなので、利益率も無限大。
もしかしたら、メルカリでこういったものを買う人も、自分で使うというよりは、人にプレゼントするために買ってるんじゃ……と邪推したりしていますが、真偽のほどは不明です。
貰い物のデメリット
- 良心の呵責
- めずらしいアイテムだと身バレする確率が(万に一つぐらい)ある
家族のいらないもの
実家の家族や同居人に「なにかいらないものない~?」と聞くと、たいてい何かしらの”売れそうなもの”をくれることが多いです。
メルカリを使っていない人にとって、自宅に眠っている不要なものは”ジャマなもの”でしかありません。
特に親世代などは、せいぜいブックオフやハードオフなどの中古品買取業者に持ち込むぐらいで、それすらもめんどうがる人は世の中にたくさんいます。
タダで引き取ってくれるなら大喜びで手放したいと思うものが、どの家庭にも、いくらでも眠っているものです。
そういったものをメルカリに代理出品し、小銭にしかならなければ手数料として着服。思わぬ高額で売れれば、いくらかキャッシュバックすることでそれはもうものすごく喜んでくれるはずです。
メルカリの出品や発送作業に慣れてしまえばたいした手間でもありませんし、家族は不要なものを手放せるし、お互いにWin-Winです。
家族のいらないもののデメリット
- あまり頻繁に、しつこく催促するとウザがられる
- とても売れそうにないガラクタをもらうことも多い
- 売れなかった結果、処分する手間が発生する
リセール前提で購入したもの
(amazonのタイムセール?だったかで新品6,000円で買って9,000円で売れたテント)
セール品などで安く購入したものを、使い古さずにほぼ新品の状態でメルカリに出品することで、ほぼ定価に近い金額で売却でき利益が出ることがあります。
こういった高値で売れるもののことを「リセールバリューのある(いい)もの」と呼ぶそうで、リセール(転売)前提で購入することで、ものをレンタル的に使いつつ、収入を得ることができます。
たとえば↑画像のテントは、数年前の夏のキャンプのために購入し、一度だけ使ってシーズン中にメルカリで売却したことで、1,000円以上の利益を出してくれました。
一例としては、
- 友人の結婚式に着ていくドレスやバッグ
- アウトドア用品
- パソコンやスマホなどのガジェット類
- フィットネス用品
こういったものは期間限定セールで安売りされがちで、かつリセールバリューもよいことが多いです。
本家メルカリのCMでも、成人式の着物をメルカリで買い、成人式が終わったらすぐにメルカリに出品するシーンが描かれていましたが、ああいった使い方はこれからどんどん一般化していくのだろうなと思います。
リセール前提購入品のデメリット
- 利益を出そうとすると、セール時期や売れ筋アイテムなどの下調べが大変
- amazonや楽天などで大々的にセールされたものは、しばらく値崩れが続く
メルカリで売らないもの
洋服・服飾品
服や服飾品は、メルカリ内では頻繁に取引がされており市場も大きな分野です。
ユニクロやGUといたファストファッションアイテムであっても、売れ行き好調(らしい)です。
ですが、私は服を出品する際の作業的なコストとリターンが見合わないように思うので、洋服はもうほとんど取引をしません。
そもそも服をもうあまり買わないし、買ってもくたびれるまで着るため商品数が確保できないのが一番の理由ですが、
- 寸法を測らなければいけない
- 撮らなければいけない写真の枚数が多くなる
- 状態の詳細説明の入力に気をつかう
- 謎の”着画”の文化(自分でその服を着た状態の写真を要求される)
- 厚手の洋服や服飾雑貨は、送料が割高になる
……こういった作業もめんどうです。
服はボロになるまで着て、手放すときは潔く捨てるのがモットーです。
大きすぎるもの
↑のダイソーで買ったストッカー×2に入らないほどの大きなサイズのものは、メルカリでは売らないことにしています。
理由は単純に、家が狭くて在庫を保管するスペースがないから。
一時期、プロテインを飲んでいたときにたくさんストックを買ってメルカリにも出品していたのですが、味に飽きて&習慣化ができずにまったく飲まなくなり……。
しかもメルカリの売れ行きも悪く、大量のプロテインが1ヶ月ちかく、押入れの大部分を占めたことで、サイズの大きなもののストックをしてはいけないと学びました。笑
逆を言えば、「サイズが大きすぎない、洋服や服飾品でないもの」はほぼすべてのものがメルカリで現金化できるものと捉えています。
シェアリングエコノミー的な運用が可能
メルカリは、広義には「モノやサービス、場所などを、多くの人と共有・交換して利用する社会的な仕組みの1つ」とも捉えられます。これは、そのまま「シェアリングエコノミー」の定義としても成立します。つまり、形式的にはフリマアプリですが、その実態はシェアリングエコノミーのプラットフォーム。それがメルカリです。
「メルカリとヤフオク」利用目的の決定的な違い | インターネット | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
自分では使わない資産(家や車)なども、レンタルさせてシェアすれば収入になるのと同じように、自分にはもう必要のないものでも、お金を払って買い取りたい人は無数にいます。
メルカリのようなプラットフォームができる以前は、そういった不要品をシェアしたり販売する機会は、近所の公園で開催されるフリーマーケットぐらいしかありませんでした。
24時間365日、日本全国の人と持ち物を売買できるメルカリのようなフリマアプリの存在は、まさに革命だったといえます。
国民総商人時代がきたら楽しいと思う
個人的には、いつか自分の店を開いて古本や雑貨類を販売して生計をたてたい……という夢がメルカリのおかげで実現できたという点で、本当にいい時代に生まれたな~~と思います。
できたらメルカリの売り上げだけで生きていけるぐらい稼ぎたいので、今後は自分の趣味のものや好きなもの以外にも、せどりビジネス的なスキルをもっと磨いていく所存です。
世の中的にももっとせどりとか中古品販売とか、シェアの精神が広まっていけば楽しい世界になるような気がしています。